内容説明
井口勲は、二年前に殺された恋人との思い出を胸に南房総の旅に出かけた。安房鴨川で出会った若い女性に、携帯電話のカメラで写真を撮られる。翌日、井口を写した携帯を所持した女性の絞殺体が井の頭公園で発見され、彼に容疑がかかる。捜査班の十津川警部が井口の身辺を探るうち第二の殺人が発生し……。巧妙に張り巡らされた復讐のトリックに挑む! 風光明媚な房総を舞台に描く旅情ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
V6_1800
6
有名な西村京太郎の作品も読んでおこうと思って借りてきたが4ページでギブアップ。読点だらけの文は小学校低学年の作文でも注意されるレベルで、申し訳ないけど読むに耐えませんでした。図書館に返しに行って他の本も手に取ってみたけど同じ文体。どういうことなんだろう?2023/02/05
寿々喜節句
6
吉祥寺も馴染みがあるし、鴨川シーワールドにもよく行くから読んでみた。この「特急ビューしおかぜ」の60秒のトリックは現実的ではないと思うが、そのネタで1冊書ける西村京太郎に脱帽。鴨川シーワールドまではいつも車で行っていたから、今度は電車で行ってみようと思った。2018/04/22
クジラ
3
主として千葉県を舞台としたスーリー。京葉線の東京駅到着時刻の平日と休日で1分間の差がある点に着目し,これをトリックとして利用して殺人事件のアリバイとし活かすという発想のストーリーだが,最後まで読んでみて,なんか設定がちょっと無理かなって感じた。2022/10/03
はささ
3
なぜこんなに句点が多いんだろう…?西村京太郎あまり読まないんだけど、こういうもの??2020/01/11
ちゃむさん
3
千葉県を舞台にするのは珍しいのかなと思い読みました。読みやすく面白かったです。2017/05/22