クイーンズコミックスDIGITAL 恋のめまい愛の傷 2

著者名：一条ゆかり【著者】

集英社（2017/06発売）

• ISBN：9784088642055

内容説明

更紗は亮との結婚で、琳への想いを封じ込め、パリで新婚生活に入った。だが突然の亮の転勤で日本に帰ることに。琳のいる日本へ…。運命は再び更紗と琳を引きよせるのか？　一方、ふたりの過去に疑惑を抱く亮は…　【同時収録】今年の夏は寒かった!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[リッツ]

前回読んだ『プライド』でも二人の間で主人公は揺れたがこちらはかって激しく愛し合い別れた恋人たちなので切なさひとしお。自分の決心と伴侶への思いで諦め忘れようとして何度も出会ってしまうふたり。どうしようもなく惹かれてしまう互いの想いを周りの人々の気持ちも含め効果的な場面と台詞で見せてくれた。

2024/06/22

[みどり]

人間は、恋愛が絡むととことんまで残酷になれる、と 今さらながらに思う。 一応前向きな終わりなんだけどね。 自分が作者さんと同年代だから、ちょっと、今さら感はあったけど、やっぱ好きかも。

2021/07/25

[Mariamaniatica]

本棚に並べて初めて気がついたけど上下巻ではちゃんと琳が成長してるんですねえ・・・しみじみ。冷静に考えると琳の両親も夫だった琳の兄も相当変だけど、なぜだか納得してしまうのでした。でも導入部、ツアーで一緒に申し込みながら友人と席が離れちゃうとかやっぱりヘンだし、あの森と琳って友人みたいな描き方だったけど、旅行以前から接点があったようにはどうしても思えない矛盾も感じてはいます。面白いからいいけど～。

2011/03/11

[珠宝]

再読。琳のとてつもない愛の重さに若干引き気味になりながらも、ここまで愛されてみたい…とも思う私もヤバイですか。もう何年も前に読んだ作品だけど、読み返すたびに、うわー…と思いつつ、うまくいけばいいのに…と願いながら読み進めてしまいます。今となっては、留学を終えて更に男に磨きのかかった琳のその後が読みたかった。

2013/05/23

[まちだ]

借り物。面白かった。ドロドロぽいけど嫌な人が出てこなくてある意味爽やか。一条ゆかり他にも読みたい。

2010/02/27