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内容説明
二〇二〇年代、AI(人工知能)は人間の知性を超え、二〇四五年には、科学技術の進化の速度が無限大になる「シンギュラリティ」が到来――現在、あらゆる技術は未曽有のスピードで進化し、同時に、これまで富を生んできた多くの技術が「非収益化」し、人間もAIに仕事を奪われる危機に晒されている。そんな中で飛躍的成長を遂げるビジネスとは何か? 企業はどう組織を変革し、人はどんな思考・発想で動くべきか? シンギュラリティに向かう時代のビジネスチャンスを読み解く、必読の一冊。
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ビジネス書三昧本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねこ
130
元ネタのカーツワイルの「シンギュラリティは近い」は既読済。本書は2017年発行と5年前のテクノロジー系の新書なのですが家の積読にあったので読みました。さすがに情報が少し古い…。皆さんご存知とは思いますが、「シンギュラリティ」とは…アメリカで博士号を20以上も持っている天才中の天才、カールワイル曰く2045年に技術的特異点が訪れる。AIが人類を越えるって話です。余り関係ないのですが、作中で欧米人がベーシック•インカムは日本はすでに成立している。何故ならば年金受給者が人口の3割いるから…目から鱗でしたー。2022/12/23
Rubik's
68
★★★★☆2019/09/09
sas
20
2045年頃に科学技術の進化の速度が無限大になるシンギュラリティ(特異点)が現れ、これまでとはまったく変わった社会になるだろうと予想している。ありとあらゆる産業が変化を迫られ、仕事のスタイルも大きく変わっていく。このような未来においては、現在の常識が当てはまらない。いずれこうした未来が訪れることを念頭において、日々の過ごし方や働き方を考えていかなければならない。変化についていけなければ、衰退を余儀なくされてしまうからだ。2018/08/12
キクノ
19
ふむふむと読みました。いかに変化に早く気づき、対応できるかというところがポイントなのかしら。AIには様々な活用の可能性があると思いますが、それに伴って考えるべきことも多くありそうです。今人間がやっている作業が置き換わり、空いた時間に何をするのかということもその1つ。環境の変化に対し、自分の精神面をいかに伴わせることができるかが大事なのは頷けます。2017/07/02
mazda
16
スーパーコンピュータの開発は、国力に直結する重要課題だと書いてあります。「二位じゃだめなんですか?」←絶対にダメなんです!。技術開発というのは、初めは「あんなの、おもちゃだよ」から始まって、スピードも決して速くありません。しかし、一旦加速度がつくと、追いつけないくらいの速度で進歩していきます。そして、気が付いたら、自分たちの技術がとっくに時代遅れになっていた、ということになります。その手助けをするのがスパコンで、スパコンの性能イコール開発速度だと思えば、二位なんて悠長なこと言ってられませんよ。2019/12/25