内容説明
日本人はまだ気づいていない、人生を楽しく過ごすための術は既に日本人が自分の中に持っていることを・・・つまり、あとは「気づくだけ」でいい。
大人しくてクソ真面目で面白くない・・・・・・
そんな日本人のイメージを日本人自身が覆す、日本人って「人生を楽しむ」能力が高いと気づかせてくれるエピソードが満載。
どんな苦情においても落ち込むことはない、気づくだけで、肩の力がすっと抜けて楽になるはずだ。
2011年は日本人にとって忘れられない一年となった。日本は悲しみ、苦しみ、怒り、絶望の中にいた。しかし、日本人は震災直前から力を
合わせて前へ進もうとした。その姿は世界に絶賛され、現在も着実に復興・再生に向け前進している。
「幸せ感覚」=人生を楽しくすごすための術。本書は、トイレ・虫の音・落語・ちょんまげ・プロレスと将棋・マンガ・ふんどし・踊り
旅と女・幕の内弁当・少女マンガ・畳・火事・・・等々、江戸時代から現代にかけて日本人の生活に密着した物事を「気づき」のキーワード
として列挙し、それらと日本人の関わりを紹介しながら、日本人の精神性、美徳、思考、行動、言語、習性、民族性・・・・・・等、多角的な視点
から、日本人が体得してきた「日々の生活を楽しくする」「幸福な人生を送る」術について解説していく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
naka
8
齊藤孝さんの本読んでみたくなり図書館にあったものたまたま手に取りました。うーん、こういうダラダラ進行の本苦手だなぁと思いつつも、日本人の身体感覚とか、心と精神を分けて考えることとか、なるほどと思うところもありました。2019/08/08
パズル
8
日本の文化を紹介しつつ、日本の良さを説いている作品です。以前まで「便座を温めたり、音楽を鳴らしたり、日本のトイレは電気を使いすぎ!」と、思っていました。けれど著者が「世界最高峰のトイレ」と述べ、日本人のトイレにかける想いを知ると、愛着がわいてしまったので不思議です。畳で集中力が増すのか、実践してみたいです。2014/08/26
とらん
0
江戸時代に女性の旅ブームがあった話が面白かった。伊勢参りは知っていたけど、男性だけかと思ってたから。 少女マンガのとこでBLの話が出てて、もうこっそりとかひっそりとかじゃないのね、、、とブルーな気持ちに。2013/06/30
shimizu masaya
0
うーん。最初のトイレの話は面白かったが、それ以外は私にとってはいまいちでした。2012/08/23