日本経済新聞出版<br> あなたの人生は「選ばなかったこと」で決まる 不選択の経済学

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日本経済新聞出版
あなたの人生は「選ばなかったこと」で決まる 不選択の経済学

  • 著者名:竹内健蔵【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 日経BP(2017/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532198152

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内容説明

「おわびのしるし」の裏に何がかくされているのか?
持ち家なら家賃は払わなくてよいのか?
なぜ各駅停車ではなく快速列車に乗るのか?
なぜ深夜タクシーに割増料金を払うのか?
ケチな人は本当にケチなのか?

その疑問に、経済学(の考え方の1つ)でお答えします!

「失恋の痛みからの抜け出し方」「接待を成功させるにはどうしたらいいのか」といったことから、金利決定のメカニズム、大規模交通インフラなどの社会資本整備の理解まで、「機会費用」という考え方を切り口にわかりやすく解明。身近なテーマから世の中のカラクリを読み解く知的レッスン!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルート

19
機会費用や付加価値について学べる本。先日指導していた小学生の社会のプリントに、「お店の商品の値段はそこまでに関わったあらゆる人の経費によって決まる」のような文章があった。この本を読んで補足するなら、商品の価格には廃棄された商品等の経費も積み重なる。たしかに我々はそこで学んでいるのだが、如何せん目の前の商品のみに価値を見出だそうとしてしまう。物自体の価値情報は均一化されてきたから、市場は体験価値にシフトしている。VR等が更に発達すれば、リアルな体験の価値は相対的に更に高まりそう。あとがきの恋愛の結末も必見。2018/11/21

ニャンリッチ

11
面白かった。例えば、友だちに会いに行くという選択肢と、アルバイトをするという選択肢とを天秤にかけた結果として、前者を選んだ場合に犠牲にされたアルバイト代が「機会費用」となる。いわば「シャドウプライス」とでもいうのだろうか。この考え方が社会のいろんな物事の核となっていることを学んだ。謝罪や依頼をするときの方法として、なぜ電子メールよりも手紙、手紙よりも対面のほうが、丁寧に思われやすいのか。それは、自分の機会費用をどれだけ犠牲にしているかによるものなのだ。なるほど。恋愛の題材が多かったが、著者は恋愛体質か?笑2022/06/29

しょー

3
機会費用の切り口で世の中の物事を解説。機会損失ってわかってるつもりだったけど、少し理解が深まった感じが。2017/07/17

けんぞー

2
面白い考え方。2~3回読んだら、さまざまな場面で賢い合理的な判断ができるようになるでしょう。2019/01/26

Weapon

2
図書館から 機会費用、つまり「もしその選択をしなければこれだけ得してた」という観点でいろいろ分析する内容だった。 要点 ・「やったこと」の価値は「やらなかったこと」の価値に引っ張られる ・「AをせずにBをしていたらこれだけ得してた」という得の部分が、Aの費用として考慮できるということ ・そこには金銭的価値のほかにも時間的、感情的なものも含まれる 全体最適が好きな僕にはぴったりな考え方だ。 これをわかりやすく説明している本書は、広くしれわたってもいいと思う。その方が良いだろう。2018/06/14

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