内容説明
「指示があいまいだとわからない」「次の予定がわからないと不安」といった自閉症スペクトラムの特性に配慮して、自分で動ける環境をつくる「構造化」のガイドブック。合理的配慮も踏まえて初心者でも実践できるよう、基礎と豊富な事例が写真で見てわかる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
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第1章、第2章では、構造化について基本的なポイントを教えてくれます。そして第3章には、20もの事例が載ってます。支援学校、支援学級、通常の小中学校、福祉施設、企業。それぞれ先生や担当者が研究発表みたいな形式で書いているので、若干の読みにくさはあるものの、色々参考になりました。まあでも、一番大切なことは、なぜ構造化するのか、なのですよ。2016/10/21
桜井和寿
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第1章と第2章で構造化についてざっくりまとめたうえで、第3章で構造化を取り入れた取り組みの具体例がたくさん挙げられている。イラストや写真が多く、参考になる。20の事例のうち、11が特別支援学校、そのほかが小学校や中学校、福祉施設や企業などである。2020/04/11