「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いなのか?――― 気鋭の弁護士が教える相手を納得させる方法

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「わたしと仕事、どっちが大事?」はなぜ間違いなのか?――― 気鋭の弁護士が教える相手を納得させる方法

  • 著者名:谷原誠【著者】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • あさ出版(2017/05発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 390pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784860639839

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内容説明

弁護士の誘導尋問をご存知ですか。
自分の望む方向に会話を導いていく質問です。

●他の人たちもやってるよ

●主婦には、経済のことなんてわからないんだ

●そんな話は世間では通用しないね

など、このような発言に対し「うぐっ」と詰まっていたら、
毎回議論に負けてしまっているのではないでしょうか。

これらの発言のどこがおかしいのか、わかりますか?
では、次はどうでしょうか。


●キミはUFOが存在しないと言うのか?
 では、UFOが存在しないことを証明してくれよ。
 そうじゃなきゃ、UFOが存在しないなどと言わないでくれ

●「こんにゃくダイエット」は75%の人が効果的だって言っているよ

●わたしと仕事、どっちが大切なの?

これらの会話には「議論の落とし穴」があります。
どこが正しくないかという説明はこの後させていただきますが、
こうした「論理の落とし穴」は、世の中にはたくさんあります。

しかし、なぜ間違いなのかをきちんと理解しなければ・・・
―――プロローグから抜粋


気鋭の弁護士が教える、言い負かされない、
黙り込まない、丸め込まれない、モヤモヤしない、相手を納得させる。
など、議論に負けない方法をご紹介します。



■目次

・第1章 なぜ「論理力」が必要なのか?
 (相手の不合理な主張に負けないため「正しいか正しくないか」は実は関係ない!? ほか)

・第2章 いかに相手を納得させるか
 (3段論法「AならばB、BならばC、ゆえにAならばC」そもそも式論法「ルール → 事実 → 結論」 ほか)

・第3章 相手のペースに巻き込まれないテクニック
 (「何」に対して反論すべきか徹底的に「ウラ」をとり、調べ上げる ほか)

・第4章 論理の落とし穴を見破るテクニック
 (不当な議論のテクニックを知る誤導尋問「お支払いは現金ですか、それともカードになさいますか」 ほか)

・第5章 会話の主導権を握るテクニック
 (質問をする側に回る「仮に話法」で相手を金縛りに ほか)

■著者 谷原誠
弁護士。1968年愛知県生まれ。明治大学法学部卒業。91年司法試験に合格。企業法務、事業再生、交通事故、不動産問題などの案件・事件を主に処理する。現在、みらい総合法律事務所代表パートナー。ニュース番組などの解説でも活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

38
日本の教育は、知識を詰め込む「知識偏重型」のスタイルが取られている。テストでも、教師がつくった設問にそのまま解答しなければ正解にならない。私たちは、他人が設定した命題に何の疑問も抱かずに回答するように教育されている。 たとえば、テスト問題に「義務教育は廃止すべきか否かについて論じなさい」という問題が出たとする。すると、何の疑問も抱かずに賛成、反対を論じてしまう。 このようなテーマが設定されたときは、まず「そもそも義務教育とは何か。全面的な廃止か、一部の廃止か。一斉に廃止するのか、と考えていく。2020/06/15

FuSa

8
タイトルとカバーに釣られて心理学的な本かと思って読んだら論理的な議論のための本でした。肩透かしからった。とはいえ、理不尽な言いがかりへの反論のしかたは勉強になりました。2019/04/09

Stevie G

1
読み終わってみると、ほとんど何も覚えていませんね。まあ、おっしゃる通りとしか。題名につられて手にとっては見ましたが、という感じですね。2023/01/07

まつ×まつ

0
詭弁のlogicについて説明している でも、一番心に響いたのは 議論はすべて、よりよい結論に至ることを目的としている 負けないというのは勝つことではない  自分の自尊心を満足させてはいけない 相手の自尊心に配慮すること 2019/02/10

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