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内容説明
勉強で成果をあげるには、とにかく「がんばる」ことだと考える人が多いようです。一生懸命に勉強することは良いことです。でも、力んで、無理して勉強していると、勉強がつらくなって続かなくなってきます。「こんなにがんばったのに、結果が出ない」と思うと、それ以上ふんばれなくなって、気持ちが折れてしまいます。勉強で大事なことは、「明るく前向きに」「楽しく」「元気よく」です。力まずにリラックスして自分の将来像をイメージしながら勉強をすると、結果が出ます。「マスト(やらなければいけない)」の勉強ではなく、「ウォント(やりたい)」の勉強が、思いもよらない成果を生み出すのです。本書では、司法試験界の「カリスマ塾長」が「がんばる勉強」という息苦しいやり方ではない、楽しく結果が出る「がんばらない勉強」のやり方を教えます。「がんばらない勉強法」は、人生を楽しく豊かに生きるための方法なのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九曜紋
7
いわゆる「勉強本」は基本的に好きだし、「司法試験界のカリスマ」伊藤真さんの本だし、買ってしまった。「がんばらない」勉強法とは言っても、東大首席卒業弁護士・山口真由さんみたいなカミカゼ的な勉強はする必要がない、と言ってるだけで、一般ピーポーはやはりそれなりにがんばらないと合格しないわけで。ま、伊藤さんの言わんとするところはよく分かったつもり。2017/03/01
パラオ・スパニッシュフライ
3
やる気がもらえる本。勉強を好きなこと、わくわくすることに変換してやる気を出すことで勉強を続けていく。途中実力が伸び悩むこともあるけど、それこそブレイクする前兆だと思って喜んで続ける。”辛い”と感じてしまう勉強を無理なく続けるノウハウが書かれてます。他にも脳の特性を生かした記憶法や復習の大事さ、寝る前5分のゴールデンタイムなど、いろんな本で読んだことがまとめてあって効果的な勉強法を身に着けることができる本です。2017/04/23
日々是好日
1
司法試験の専門学校を運営する著者が勉強法について語っている。 勉強は、苦しく、辛いものではなく、むしろ喜んで楽しむもの、好きこそ物の上手なれと。難関試験については、試験から合格発表まで、しばらく期間があるが、試験日が過ぎれば勉強をやめてしまう受験生が多いが、できれば合格発表まで勉強は続けた方が良い。不合格の場合、発表まで全く勉強しなければ、 発表後に勉強を始めても、それまでの実力がかなり落ちてしまい 、以前のレベルまで達するのに時間がかかり、また次の試験で不合格という悪循環になるとの事だ。2024/04/17
touyuu
1
よくある勉強法の本。やらされている感があると効果が薄れ、やりたいという気持ちでやると効果が高まる。いかに「やる」よいう気持ちを持続させるかが大切。また、記憶するためには復習が大切。2019/03/02
TNS
1
学習者に伝えたい、勉強に対する心構えを述べた本でしょうか。記憶や勉強法に関する話は他の本にも書いてあるような内容です。個人的に電車で英単語の勉強してますが、「英単語を降りるまでに何ページ」とか量+時間を意識して取り組もうと思います。 興味深いのは司法試験受験者の体験談です。20年以上司法試験塾に在籍し合格した人がいると…。そこまで行ったら試験合格して、弁護士や公務員になるんじゃなくて、筆者が言う通り、自分の物差しで純粋に勉強し、それが楽しくなってるんだろうと。そういう人の方が気持ちの満足が高いと思います。2017/12/07