内容説明
読売新聞ほか、メディア多数で紹介された話題の本! すぐに使える知恵が満載! 易しい文章とマンガで楽しく理解できる! 認知症の人のこんな言動を解決する「声かけ」のコツがスイスイわかります。 ●ありもしない物を「盗まれた!」と騒ぐ●暴言をはいたり、大声を出したりする●自宅にいるのに「帰ります」と言う●必要な介助させてくれない●運転をやめようとしない●他の人とケンカになる●セクハラをする
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kumiko
26
仕事用。改めて認知症の症状とケアの奥深さを知る。対処法が分かりやすく多岐にわたってあげられてあり、読み物としても面白く読了。いずれ自分も通る道であり、ひとえに仕事用と括らずいつまでも記憶にとどめておきたい。2019/03/24
にゃんこ
22
まさに、日々『引き算』の言葉かけをやってるなぁ〜と思いながら読了。 その場その場の雰囲気や、その方に合わせた言葉かけを、先輩達の言葉かけを盗み見しながら勉強し、実践するのだけれど… 人が変わると、同じ言葉でもスッと入らなかったりも(苦笑) でも、お互いに衝突し合うよりも、こちらが折れたり、寄り添う言葉かけをする事で、お互いに笑顔になれると思う。何よりも、主人公は『人生の先輩方』。 今日もたくさんの笑い声が響きますように☆2017/09/26
サルビア
16
著者の右馬埜さんは、認知症専門相談員として介護の仕事に入られたかただ。認知症の人と関わる時の三原則として、おどかさない・追いつめない・おびえないを唱えている。それから、自分の主張を通す認知症の人に対して、引き算で接するというのが、大変参考になった。介護の現場で働いているので、活かしたいと思った。 この本を読みながら涙ぐんでしまった。介護する側の大変さと、介護される側の孤独を思ったからだ。今はしっかりしている私だが、認知症になっても人間として扱ってほしい。2017/07/09
いと
12
安息出来る間もない程必死な毎日が想像できる。本人と、介護する側一緒に暮らす側の事を考えて出来た引き算という方法だと思う。嘘も方便という言葉をメソッド的に言い換えただけとも言えるかもしれないが、最終的に優しさが人を救うのかなと思った。本来の機能の倍以上に使わなくてはいけなくなったヒトの身体。本来の動き(サーカディアンリズム)無視したサイクルで使い続ける。修理に使えそうな便利な道具も薬品も、交換できる部品もないならば、知恵を出し合うしかないか。そう思うと、心、感情があることが辛いけれど、救いでもあるのかな。2017/08/13
けい子
11
認知症の方への接し方に今までフアフアした迷いがありましたが、大変自信がついた本でした。私達がいる「足し算の世界」ではなく、「引き算の世界」に思い切って入っていこうと思いました。2017/10/03
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