中国のマンガ〈連環画〉の世界

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中国のマンガ〈連環画〉の世界

  • 著者名:武田雅哉
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 平凡社(2017/05発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582482225

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内容説明

中国の多彩な図像学の系譜を受け継いで生まれた中国のマンガ〈連環画〉。ときにコミカルで愉快、ときに苛酷で恐ろしい、20世紀の中国社会をリアルに映す中国マンガ学を紹介。
〔目 次〕
はじめに
1 絵とともに語られるはなしの系譜
2 連環図画の誕生――中華民国(一九一二~四九)
3 混乱から改良、そして隆盛――中華人民共和国建国初期(一九五〇~六〇年代前半)
4 闘争する〈小人〉たち――文化大革命時期(一九六六~七六)
5 いまひとたびのご奉公――文革終熄後(一九七〇年代末~一九八五)
6 大河からせせらぎへ――連環画の衰退(一九八六~二一世紀)
7 連環画のさまざまな〈顔〉――そして饒舌な〈口〉
8 日本の読者のための一章
あとがき
注/参考文献/図版出典

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

つまみ食い

4
日本では余りなじみがないであろう「連環画」の成立、民国から人民共和国への社会変化の影響、読書形態などを描い一冊。映画の例だが戦前の日本でも「ジゴマごっこ」が社会問題化したりしたが、それが中国の連環画では子供が仙術に憧れ家出して山に行ってしまうこと(入山求道)の流行になるというのは面白い。2023/08/28

海野藻屑

2
じっくり読むとその時代の歴史背景がわかってくる。2017/06/20

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