内容説明
日中関係がこの上なく悪化している現在、「嫌中」の源流はどこにあったのか?
1949年に誕生した新しい共産主義国家に、日本人が最初に出会ったのは、文化大革命だった。当時の全共闘は、その「革命」に一つの理想郷を見た。その後に訪れたのは、日中国交正常化がもたらした「パンダ」ブーム。自然、平和の象徴としてのイメージが日本人に刷り込まれた。
しかし、革命の中国も、パンダの中国も、「虚像」にすぎない。今日に至るまで、なぜ日本人は中国をステレオタイプとしてしか見られないのか。
開沼博氏、絶賛!巻末に吉見俊哉氏の解説付き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エドバーグ
3
よく勉強しました程度です。途中で飛ばし読み。学校の宿題なら優ですが、お金をもらうところまで到達していないと思いました。2023/11/16
まさこ
1
あとがきによると、著者の修士論文を元にしているとのこと。そのせいか、読みづらいのと、同じ文章の繰り返しが気になりますが、私たちが思っている中国はメディアに作られている部分が大きいのかなあ、と疑問に思うことができてよかったと思います。実際旅行したこともあるし、今や銀座も中国人だらけなので、日本にいながら直接触れ合う機会も多く、著者の意見に全面的に賛成はできませんが、思い込みは怖いなと思いました。コネタ的には雑誌のan・anはロシアのパンダの名前からきていた、とか、黒柳徹子がパンダ好きとか、が面白かったなと。2015/12/13
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