2800人を看取った医師が教える人生の意味が見つかるノート

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2800人を看取った医師が教える人生の意味が見つかるノート

  • 著者名:小澤竹俊
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • アスコム(2017/04発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784776209331

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内容説明

二八〇〇人を看取ってきた
ホスピス医が教える、
人生にとって大切なこととは――。

「もし、今日が人生最後の日だとしたら。
あなたはどう生きたいですか?」
最後の瞬間まで、仕事に全力を注ぎますか?
それとも、愛する家族とともに過ごしますか?

後悔のない人生を過ごしてきたと胸を張れる人は、多くいません。
どんな人生を過ごしてきても、死の絶望を目の前にすると、
人は恐れ、悲しみ、後悔をします。

「人はどう生きればいいのか」
「どういう死が満足できるものなのか」
2800人の看取りを通して、学んだ
「後悔のない最後を迎える」ための生き方を教えます。

今を生きる上での悩みや苦しむ
あなたの支えとなる一冊です。

【本書の構成】

第一章 明日の自分に宿題を残さず、今日を生きる
○「最後の日」を正しく迎えるために、一日一日をきちんと終えていく
○残された時間が少なくなると、「丸裸の自分」が見えてくる

第二章 人生最後の日に何をするか
○最後の一日は、「人生に納得する」ためにある
○あなたは一番大切なものを人にゆだねられるか
○老いて、病いを得ることで、人生は成熟していく
○誰かに看取られて、この世を去れるなら、それ以上の幸せはない
○大切な人へ手紙を書くと死が怖くなくなる

第三章 苦しみから、人は多くのことを学ぶ
○苦しみは決して「悪」ではない
○最後の日が近づくとあなたに「支え」が現れる
○相手を一〇〇%理解する必要はない

第四章 二八〇〇人を看取ってわかったこと
○使命感を持って進むとき、道はひらける
○人は後悔せずには生きられない
○肉体が死に向けて、きちんと準備を整えてくれる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とろこ

34
ホスピス医著。人生における苦悩や苦痛も、状況や考え方・捉え方次第で「苦」ではなくなるという。それは理解はできる。しかし、「死」を「究極的な苦しみ」と表現していることに、個人的には違和感を覚えた。私は、「死」は「生」の延長線上にあるとも思えず、対極だとも捉えていない。「生」と「死」は、互いに互いを包含していると考えている。そして、「死」は絶望ではなく、「救い」でもあると思う。永遠に死ねない人生があったら、私はその方が遥かに苦痛だ。限りある人生だからこそ、悔いのないように生きたいと願うのではないだろうか。2017/02/20

Natsuko

21
この手の本はよく見るが、読んでみたのは著者がホスピス医だから。「どんな人生なら良い人生と思える?」「これまで幸せと思ったことは?」「誇りに思っていることは?」「やり残していると思うことは?」「自分が選んできたことは?」「残された時間が少なくてもやりたいことは?」死を間近にした人間の想いと、逝き際を見続けた著者の問いかけ。人生の終わりはまだまだ先と思い込んでいる自分ではあるが、読み終えてすぐノートを開き答えを認めてみた。明日からまた、人に感謝し周りの自然に目を向け、一日を大事に生きていこうと思えた。2021/11/29

みゃーこ

19
「たとえ良い結果に繋がらなくても努力したという事実は残る、その努力する過程で何を学んだかが大事」死を直前にして私が何を学んで何に情熱を注いできたか想起することになるなら全てが宝石だと誇れる生き方にしたい。「どんな最期にしたいかを考えたら本当に大切なものがシンプルに浮かび上がる」「人生の終末を想像したらどう生きたいかが見えてくる」「大切なのは1度で決めないこと、1人で決めないこと」自分にとって、また家族にとって何が最善か考えるきっかけになればと思って読んだ。薄い本なのでもう少し深掘りしたい。2024/07/08

ほじゅどー

19
★★★「もし今日が人生最後の日だとしたら、あなたは納得のできる人生だったと思えますか?」人生の意味を探す。平凡な人生はない。価値のない人もいない。残された時間があと一年ならあなたは何を望むか。人生の終わりを考えたとき「どう生きるか」が見える 。死を前にして笑顔で過ごすために。人は悩み苦しむほど成熟する。大切な人を失っても思い出があなたを支え続ける。今日一日を大切に過ごすことで人生は変わる。本当に大切なものはあなたのすぐそばにある。遠慮や我慢のしすぎももうやめる。未来に思いをはせる自由は全ての人にある。2017/06/03

Artemis

15
自分がやらなければ、という思いは誰かに委ねられないかという視点で周りを見てみる。そうすると焦りがなくなってくる。一人で生きているのではなく、誰かと支え合って生きていると実感できる。 当たり前の幸せは、その幸せがなくならないと分からない。そんな毎日の幸せをちゃんと感じることの大切さを教えてくれる。2020/03/06

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