ハヤカワ文庫SF<br> さあ、気ちがいになりなさい

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ハヤカワ文庫SF
さあ、気ちがいになりなさい

  • 著者名:フレドリックブラウン【著】/星新一【訳】
  • 価格 ¥1,166(本体¥1,060)
  • 早川書房(2017/04発売)
  • 夏の総決算!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍(~8/31)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784150120979

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内容説明

記憶喪失のふりをしていた男の意外な正体と驚異の顛末が衝撃的な表題作、遠い惑星に不時着した宇宙飛行士の真の望みを描く「みどりの星へ」、手品ショーで出会った少年と悪魔の身に起こる奇跡が世界を救う「おそるべき坊や」、ある事件を境に激変した世界の風景が静かな余韻を残す「電獣ヴァヴェリ」など、意外性と洒脱なオチを追求した奇想短篇の名手による傑作12篇を、ショートショートの神様・星新一の軽妙な訳で贈る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

142
星新一訳。短編11編と表題作の中編一つ。 理屈に屁理屈、SF的知識など、頭の働きや切り替えが必要で、読むときに気が抜けない。特に表題作などは、理解するためにこちらの気がおかしくなりそうだった。その点、『ノック(knock)』は、わかりやすいし、腑に落ちた時の爽快感もいい。おそらくここから星新一氏は『ノックの音が』を書いたのだと思う。最高なのは『おそるべき坊や(Armageddon)』 何度も繰り返し読んだ。読むほどに、そのうまさやシニカルさに舌をまく。しかし、星さん、この坊やの話のどこに加筆して訳したの?2017/11/22

鱒子

82
先輩の読書家から「はぁ?あんたブラウン読んだことないと?」と言われて、予備知識なしに読みました。訳者 星新一さん、解説 坂田靖子さん、もうこの時点で大好物です(*´д`*)ハァハァ なんで今まで知らなかったんだろう…… 傑作だらけですが、なかでもこの表題作!タイトルも内容も凄すぎます。ホントにこれ古典?とりあえずハヤカワさん、この先もこのタイトルを保持してくれますように!2021/03/07

つねじろう

76
う〜ん、楽しい。読みながら今度はどんな世界に連れてってくれるんだろうってワクワクする。そんな短編が12編。で訳者が星新一だからたまらない。予定調和のない裏切られ感、先の読めない不安感と苛立ちの先の敗北感。一周回ってそこかい!みたいな間抜けな呆れた感。シュールからシリアスからペシミズムとニヤついてしまうおかしみからゲップの出そうなわけわからなさまで取り揃えて読み手を試してるような感もある。振り回されながらも最後は不思議な納得感も湧いたりする。世にも奇妙な物語的かなあ。再読して確認しないと騙された感じもする。2016/11/13

HANA

75
異色作家短編集の一冊だっただけあり、奇妙な味の短編がこれでもかというほど詰まっている。訳者は星新一。読んでいるとどの作品も訳者のショートショートを連想させるようなものばかりで、読んでいて一癖も二癖もある皮肉なラストに思わず口元が緩んでしまう。「ぶっそうなやつら」とか「おそるべき坊や」とか、もうこの冷笑とも嘲笑とも言えるような笑い大好き。その一方で「電獣ヴァヴェリ」や「不死鳥への手紙」等の寂寥感に満ちた作品も堪能できるので油断が出来ない。あと、このタイトルのまま文庫化した出版社の英断に喝采を送りたいなあ。2018/08/26

おたま

74
全体的にブラックユーモアの感じが漂う、ショートショート・短編集。ブラウンのものは昔中学生の時に読んだぐらいで、ずっとご無沙汰。今回星新一の訳ということで、若干期待をもって読んだが、期待は裏切られなかった。面白い!オチが秀逸なモノもあるが、いわゆる「奇妙な味」のモノもあり、後のディックやバラードにも繋がっていくようにも感じた。特に表題作は、日常性がグニャリと歪んでいくような感覚があり、星新一的でもあり、ディック的でもある。かなりぶっ飛んだ設定のものも多く、展開は絶対に読めない。他の作品も読みたくなってきた。2021/03/09

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