内容説明
継がれる“剣匠”ミトの遺志。集う仲間たちの覚悟。
広がる帝国の戦火。復讐に燃えるジェイドの憎悪。
動き出す“皇帝”アレクセイと、“人ならざるもの”の影。
レムルシル全土を巻き込んだ戦争の終末。
そして“勇者”レティシアと、“お師匠様”ウィンの願い――。
「俺は、レティと初めて会ったあの日から、ずっと……」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
5
この作品を読むきっかけになったのはこの表紙を見たからなのですよ！そして最終巻なのだが…まじでこれで終わりなのか…マザコンは自己満足して死んだしそれに付き合ったバカ共がどうなったのかわからんしペテルシアの進行に触れないし魔族がどうして世界樹を枯らした目的とかクラウスが魔族テンプレで瞬殺されたりとどれもこれもいまいち盛り上がらない終わり方で残念だったよ。前回でてきた偽ウィンは破壊神が受肉した姿だったけど割とあっさり倒しちゃうし戦闘面で見所さん無くない？恋愛方面もウィンとレティが相思相愛で親公認までいったのだが2017/11/05
みしぇるしゅーまは
4
終わって、ほっとした。主人公とヒロインの今後の関係は気になるが、とても面白かった。この物語にでてくる登場人物は誰もが悪ではなく、それぞれの信念をもって行動しているように感じた。だからかもしれないが、誰も憎むことができない。彼ら全てがこの物語をしっかりと支えているように思えた。あっさりしており王道的な展開ゆえ、好みはあると思う。だが、個人的には好き本だった。最後まで読んで良かったと思える良作。作者さんには感謝したい。2020/04/04
天麻
2
完結。副長～。悲しいです。でも満足そうだったから良かったです。 ウィン、すごいな。これからもレティと共にあることを願います。2017/05/16
田中AD
1
ストーリー、主人公、適役、陰謀など良作、エピソードのあとを読者に妄想させる点がいい終わり方。2022/07/12
ゆう
1
綺麗な終わり方でした！ しかし、ウィンの伴侶に対して大人たちが勝手に外堀埋めまくって凄いですねぇ。 きっと今までとは全く違った騒動は起こるのでしょうが、ウィンなら真っ直ぐな気持ちで対応するのでしょう。そう信じられる結末でした！ 綺麗なところも、痛いところも、ちゃんと描いていて、信念が感じられる、地に足がついたようなお話だと思いました。2017/06/25
