熱狂する社員 ― 企業競争力を決定するモチベーションの3要素

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熱狂する社員 ― 企業競争力を決定するモチベーションの3要素

  • ISBN:9784901234801

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内容説明

<p>「働く喜び」のある企業が生き残る</p><p>どうすれば人は仕事に喜びを感じられるのか。モチベーションを刺激し、仕事に「熱狂する」社員を生み出すためには何が必要なのか。世界250 万人への調査から「働くこと」の真実が見えてきた。真に社員を大切にし、個々人の可能性を最大化するマネジメントの在り方と改革のプロセスを鮮やかに描く。</p><p>●社員の「やる気」が企業の力を決定する</p><p>ある調査によれば、現代日本では、20代~30代の正社員の実に75%が、仕事に対してやりがいを感じていないそうです。若者の早期離職やニート問題なども叫ばれています。経済・ビジネス環境が劇的に変化しつつある今、社員と会社の関わり方もまた、大きく揺れ動いているようです。
人材の流動化はますます進んでいます。仕事の「やりがい」に悩む人々が後を絶たない一方で、企業の側も、社員に「やりがい」を与えられなければ、優秀な人材をたちまち逃してしまう時代になりました。企業の業績が、社員の「やる気」に、これまで以上に左右される時代になったと言えるでしょう。
では、モチベーションを高める企業とは、どういうものでしょうか?
人は、どんな仕事や、職場であれば、意欲高く働けるのでしょうか?
この問題に、骨太の人材マネジメント論で挑んだのが本書『熱狂する社員』です。</p>
<p>●世界250万人の「現場の声」に取材</p><p>モチベーションの秘密を解き明かすため、著者たちは世界各国、総計250万人にもおよぶビジネスパーソンへの取材を敢行します。
IT企業のエンジニア、大手製造業の社員、大好きだった職を失ったビジネスマン、パートタイム労働者、経営管理に日々頭を悩ます管理職、ボタン工場の職人、等々・・・立場も職種も国籍も人種も異なる膨大な「現場の声」に耳を傾けることで、すべての人が仕事に求めるもの、その本質を探ります。</p>
<p>●本当の意味で「良い会社」とは?</p><p>著者たちは、仕事へのモチベーションが大きく公平感・達成感・連帯感の3要素によって説明可能であるとしたうえで、それぞれを高めるための具体的な施策と指針を提案します。
人はどうすれば気持ちよく働けるのか。どうすればモチベーションを高められるのか。仕事に「熱狂する」社員を生み出すために、どんな施策や組織的枠組みが必要なのか。硬直的な官僚主義にも、極端な成果主義にも走らず、「社員の可能性を最大限に引き出す」マネジメントと組織の在り方を提唱しています。
「働きがいのある職場とは何か」、「真に“良い会社”とは何か」、という問いへの回答は、マネジメントの側にいる人にとっても、職場を選ぶ立場にいる人にとっても、多くの気づきをもたらすでしょう。</p>
<p>●今こそ「人間尊重の経営」へ</p><p>本書の基底には、「社員にとって働きがいのある企業こそ、長期的な好業績を実現できる」という著者たちの信念と、人間性への深い洞察があります。そして、250万の現場の声は、彼らの信念を裏付けるものでした。
真に社員を大切にし、可能性を最大限に引き出すマネジメントと職場の在り方、そして改革の具体的なプロセスを、鮮やかに描き出した本書は、米国ではペンシルバニア大学ウォートン・スクール出版部から刊行され、大きな反響を呼んでいます。ここ数年、大きな変革の中にある日本のビジネス人にとっても、本書のメッセージは示唆に富みます。
経営者やミドルはもちろん、仕事の「やりがい」を求めるすべてのビジネスパーソンに、多大な示唆と励ましを与える一冊と言えるでしょう。 </p>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yasutaka Hori

3
公平感、達成感、連帯感。社員モチベーションの本ではあるが、それがどれほど会社としてのパフォーマンスに影響を与えるかも含めて提示してくれる良書。本書内にある実例は結構「あるある」なわけだが、たいていは「一部の社員のこと」として向き合っていないマネジメント層も多いのではないかな。社員はよく見て、よく感じており、人間は承認欲求というものがある。そこにお互い歩み寄れるか、それが本書内にあるパートナーシップかもしれない。偉そうな言い方ですが組織系の本ではしっかりしていると思いました。2019/03/21

K.T

2
最近読んだ本の中で最も印象深かった本の1つである「日本人が海外で最高の仕事をする方法―スキルよりも大切なもの」の著者が感銘を受けた本と書かれてあったので読む。期待が大きかった分もう一つ感があったねぇ。典型的な英語の本を訳した本、って言うか、もしくは英語のビジネス本ってこんな書きぶりなのかね。曰く、社員には公平感と達成感、連帯感を持って接する事が大事で、きちんと、大袈裟なくらい褒める事が重要との事。確かにそうだよね。会社の文化を変えるのは大変だけど、役員が本気でやらないと変わらないよね。頑張ろう。★★★☆☆2017/02/26

かりん

2
4:《当たり前だができていない「熱狂の源」を、冷静に説く。》最近ビジネス書を読む機会が少ないなと思って、こちらを。タイトルの熱さとは裏腹に、社員のやる気を出すために必要なものを、かちりかちりと冷静に説いていく。その3つは「公平感」「達成感」「連帯感」であり、各論も比較的当たり前なこと。しかし、わかっちゃいるけどできていないことだなぁと感じる。誰もを唯一無二の存在として扱う、フィードバックは双方向で行う……できていない。その他の学び→父親的温情主義。対立が存在すると信じ込むところに、対立は生まれる。2016/06/04

takao

1
モチベーションの3要素は、公平感、達成感、連帯感。2017/05/15

ゆーや

1
2014年69冊目。 自社本のため割愛。2014/08/14

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