内容説明
計算にはたいていの子がつまずくポイントがある。それは小1の段階からすでにある。たとえば8+6のような繰り上がりだったり。さらに学年が上がれば、2ケタの計算や余りのある割り算など、難所はたくさん。しかし、それをどう教えてあげたらいいか、親も悩む。結果、学校と変わらない方法で教え、子どもはわからない、おもしろくないに……。
プロ家庭教師の経験から、子どもがつまずくポイントを知り尽くしている安浪先生。どう教えれば、本当にわかるのか。算数が楽しいと思えるようになるのか。その方法をイチから伝授します。「こう教えればいいのか!」と目から鱗、続出。
目次
整数の計算
分数の計算
小数の計算
四則混合計算
他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆本に埋もれてます(╯︵╰,)
45
絶対ではなく、つまずきにくくなるが正解なタイトルだった本2023/05/08
りらこ
15
良いとは思う。確認として。算数というか算術。解き方のスキルをご家庭で押さえておくにはよいかな。計算はもっと工夫できるし、つまづく子どもたちを見ていると、根本を理解できていない場合が多いから、例えばかけ算の筆算をとなった時、やり方を覚えても、なんかもやもやしたままできたから良いか、となるかもしれない。そこを家で助けてあげられると良いのかも。#kindle2019/11/18
boo
11
わかりやすい!!つまずいたらどこに戻ればいいのかもわかるし、つまずき解消ポイントもわかる。この本は子どもが読むというより教えるための親のためのものって感じがします。2021/09/07
kiki
2
もうとんでもなく算数が苦手なお子さんに教えるためにはいいのかもしれない。持っていたけれど、実際に使ったのは小4で四則計算の為。しかし、私が教えたいのは+、-、÷、×、()の性質であって、機械的に覚えさせてしまうことに抵抗があり…というか、実際機械的に覚えさせてしまったからこその崩壊を見ている我が家からしたら…あまり使えないように思う。でも、こみ上げてくる怒りをこれを読み抑え、そして再度挑むために役には立っている。塾へ通っているお子さんへ教えるためには…テンプレ過ぎて役には立たないかも。2018/06/28
Tamaki
0
子供が計算でつまづきやすいところとその対処法、教え方が分野別に掲載されている。子供が小学校低学年の時にこの本に出会いたかった。2021/05/15