文春新書<br> 政治の眼力 永田町「快人・怪物」列伝

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文春新書
政治の眼力 永田町「快人・怪物」列伝

  • 著者名:御厨貴
  • 価格 ¥815(本体¥741)
  • 文藝春秋(2017/04発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166610297

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内容説明

政治を動かしているのは「イデオロギー」でも「政策」でもない。「人」だ。

政治は、ルールがあるようでいてルールのない世界、組織立っているようでいて組織立っていない世界、
理屈だけでは通用せず、運と実力がすべてを支配する世界。
だからこそ、政治に緊張が生まれ、政治家の個性がますます引き立つ。

本書に登場するのは、安倍晋三から菅義偉・二階俊博まで、いずれも今日の日本を動かす政治家25名。
著者は、これまで政治家や官僚たちの貴重な証言を記録に残してきた「オーラル・ヒストリー」の第一人者。
TBS「時事放談」の司会も務め、生の政治家にこれほど会ってきた政治学者は他にいない。
その著者が、それぞれの政治家に「一対一」の真剣勝負で直接会い、その人物の核心にズバッと迫る。

これを読めば日本の政治が断然面白くなる!

(目次)
■安倍政権とは何か――麻生太郎、山口那津男、谷内正太郎、菅義偉、甘利明、安倍晋三
■自民党の力の秘密――古賀誠、野中広務、脇雅史、細田博之、高村正彦、二階俊博
■チャレンジャーの資格――石破茂、細野豪志、岡田克也、岸田文雄、谷垣禎一、小渕優子、舛添要一
■失敗の研究――仙谷由人、与謝野馨、小沢一郎
■清和会とは何か――森喜朗、小泉純一郎、福田康夫

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

34
メジャーな自民党の政治家には興味が湧かなかった。細田博之氏は、希少な官僚で2世(78頁~)。細田に言わせれば、自民党は烏合の衆になり果て党の体をなくしてしまったと回顧する(82頁)。石破茂氏は異邦人の矛盾(144頁~)。地方創生教の伝道師として、日本文化を変える革命を志向する(145頁)。彼が総理になって、ミサイル発射! とか、あの目つきで言われたら、自衛隊員も逆らえないのだろうな。与謝野馨氏は不得手な人間関係(168頁~)。特定秘密保護法、アベノミクスに批判的で原子力利用には独自見解を持つ(171頁)。2015/11/23

おさむ

23
毎日新聞の連載をまとめた政治家の「評伝」ではなく、評論集。悪口や批判ではなく、甘いといわれても人間味を評価するという手法は新鮮。曾祖父の宗教家のDNAを継いだ伝道師・石破茂。ポーズの男・谷垣禎一、負けっプリのよすぎる・岡田克也、男性稼業の伝統逸脱・小渕優子など、本質を突くワーディングが光ります。2015/08/06

ちくわん

8
2015年6月の本。大体は知っている政治家。自民党は、清和会と宏池会で語られるのか?積んである「大宏池会の逆襲」で確認しよう。意外だったのは二階俊博。自民党、新生党、新進党、自由党、保守新党、自民党(二階派)。知らなかった、こんなこともあるんだ。複層性と異邦人を多用する著者。イラストが黒鉄ヒロシとは最後まで気がつかなかった。2019/09/14

脳疣沼

3
これは・・・そうなのかなぁ・・・と言った感じ。この政治家はどんな人?ってなことは、1人につき本1冊分ぐらいの描写をしないと、人物像が浮き上がってこない。この本の程度のことなら、テレビのイメージから想像ででっち上げられる気がする。2015/06/21

代理

1
わかりづらかった2020/01/17

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