内容説明
太陽の100億倍もの質量を持つ巨大ブラックホールは、強力な重力で光さえ飲み込む一方で宇宙でいちばん明るく輝き、光速にちかい速さの「ジェット」を放出しています。200年以上前に予言されながら、まだ誰も見たことのなかったブラックホールの姿が、最先端の天文学によって明らかになりつつあります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
103
このような本は時たま難しい数式などが書いてあるものが多いのですが、この本は読みやすく楽しめました。ブラックホールについてはあまり理論的なことは知らないで、イメージ的なものしかなかったのですが、この本でかなり目からうろこの感じでした。歴史的な観点も多くいい本でした。2017/06/24
ゲオルギオ・ハーン
29
ブラックホール自体よく知らなかったので、巨大ブラックホールという存在や、そもそもブラックホールがあるかどうか確認するためには何を観測するのか読めて面白かった。確認するためにはブラックホールが引き込んでいるガスとそれにより発生する高熱の光(厳密にはブラックホール部分だけ暗くなるブラックホールシャドウを観測する)を観測できればいい話だが、宇宙はとてつもなく広いため、それを見るためにはとてつもなく遠くを観測できる望遠鏡が必要(なんで望遠鏡があんなにばかでかくなる理屈も分かってその点も面白かった)。2022/10/15
kaizen@名古屋de朝活読書会
20
#感想歌 クエーサーブラックホールX線降着円盤宇宙ジェットと2017/09/29
石油監査人
15
現代の天文学で重要な研究テーマである巨大ブラックホールについて、その特徴や観測技術、歴史的経緯を、分かり易く説明している。著者は、史上初のブラックホールを撮影する国際プロジェクトにも参加し、日本の貢献について、この本で熱く語っている。(昨年、撮影に成功!)地球から遥か彼方の巨大ブラックホールは、私達とは無縁の存在と思われがちだが、そこから放出されるジェットは、銀河全体に行き渡り、太陽系にも影響している可能性がある。意外と身近な私達とブラックホールの関係について思いを馳せるのも楽しい。2020/01/10
びっぐすとん
15
ウルトラセールでタイムリーにゲット。先月ブラックホールの撮影に初成功したとの大ニュースがあったが、正にその研究者の一人である著者の本。初盤は分かりやすかったが中盤以降は流石に専門性が高く難しかったが、10章はいよいよ今回の撮影のターゲットになった、いて座AスターとM87のブラックホールについての説明でワクワク。NHK「コズミック☆フロント」などの特番(筆者も出演してた)を観てたので、すごく分かりやすかった。これは2017年の著書で「一年後にはわかるかも?」とあったが、書かれたことが事実になったことに感動。2019/05/05
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