毎日新聞出版<br> 東京ディープツアー(毎日新聞出版) - 2020年、消える街角

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東京ディープツアー(毎日新聞出版) - 2020年、消える街角

  • 著者名:黒沢永紀
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • 毎日新聞出版(2017/04発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620323862

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内容説明

戦争遺跡、廃線跡、赤線跡、昭和モダン建築、暗渠、木造長屋……etc. 歩いて行ける街角遺産ガイド決定版!! いざ、メガシティ東京の記憶を楽しむ時空散歩へ。 〈本書の内容(一部)〉●旧東京第一陸軍造兵廠――平成に甦った軍事施設跡 ●新橋駅 幻のホーム――地下鉄黎明期の都市伝説 ●旧野方配水塔――内部潜入リポート ●暗渠百様――川筋から見る東京の変遷 ●神田小路・今川小路――追憶の戦後、ガード下酒場 ●新宿センター街――青線建築が今なお残る魔窟 ●玉の井・鳩の街――小説の舞台となった色街 ●木造長屋街――江戸の文化を今に伝える ●同潤会三ノ輪アパートメント――初期鉄筋アパートの全貌 ●旧東京市営店舗向住宅――震災復興の昭和モダン建築 ●新宿ノーザンウエスト――スクラップ・アンド・ビルドの記録

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かっぱ

37
2020年には無くなる可能性が高い街の風景を集めて1冊の本に。軍事施設、鉄道遺産、暗渠となった川や水道事業に関するもの、ガード下の路地と飲み屋、色町跡、木造長屋、同潤会をはじめとする集合住宅など、既に無くなったものも含めて主に昭和を感じさせる建造物の数々。東京にこんな場所がまだあったのかと思わせられる一方で、人が集まらない場所は自然消滅して行くのが当然の成り行きでもある。古いものでも人が集まる仕組みを作れば、残していけるのだと実感。2016/07/09

zero1

35
消えゆく東京の風景を紹介。多くの人が知らないお台場や赤線地帯、野方の旧排水塔など今はどうなっているかを見せている。新橋駅の地下鉄、幻のホームは今も残っていたのか。長屋と同潤会アパート。表紙を見て図書館で借りて読んだが、ノスタルジーもそれほど感じなかった。本の作り手が想いを伝えようとする姿勢が見えなかった。企画からこんな本だったのか?もったいない一冊。2019/03/24

Tadashi_N

27
変化してゆく東京の姿。コロナが落ち着いたら、行ってみたい。2020/07/05

Matoka

15
メモ:①関東大震災からの復興を目的として作られた同潤会。上野下アパートメントが解体され都内と横浜に16ヶ所あった同潤会アパートは全てなくなった。 ②浅草地下商店街は国内で現存最古の商店街。 ③築地に残る昭和以降に建てられた木造建築群は2015年にアメリカのワールドモニュメント財団の「危機遺産」のリストに入れられた。2021/04/29

okame

13
図書館本。知っているところもあれば、知らなかったところも。築年数とか考えると無くなってしまうのもしょうがないのだけれど、ちょっと寂しいですね。2016/07/13

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