内容説明
ガンが再発したことを公表し現在闘病中の著者が、生きるということの根源を見つめるエッセー集。2013年に陽子線治療でガンを克服したのち、著者は「サンデー毎日」を舞台として社会的発言や平和に向けた提言を続け、大きな注目を集めてきた。いま再び自らの命の危機と向き合うなかで、平和から遠ざかりつつある日本社会でいかに生きるべきか、また、常識に縛られずに異端として生きる醍醐味とは何かを語り尽くす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
22
私は絶えずがんの再発を恐れていた(8頁)。TVで拝見する著者の物言いには関心を持っていたので借りてみた。9年前も母親が訴えていたように、著者も寝ると背中の手術跡が当たるので痛くて眠れない(18頁)としている。術後も苦しんだので、母にも成仏してほしい(お盆前の11日記す)。注意深く耳をすます。翼賛の歌、戦意をあおる歌が流行しますよ(29頁)と。桑田佳祐さんの紅白パフォーマンスを受けて。戦後レジーム脱却→軍国主義の復権(59頁)。世界語:世界中の人間が理解できる言葉(100頁)。2015/08/23
Book Lover Mr.Garakuta
10
人生とは何ぞやとみつめなす機会を与えてくれる本2019/10/06
たま
3
著者がぎりぎり思うことを記し伝えようと乱雑ながら伝わる。2015/08/10
よし
2
生きる確率はほとんどないガンの手術から奇跡的に生還できた後の、エッセイ。「生きるということ」は、自らの命の危機を乗りきったからこそ書けた。2022/02/04
一彩
2
「戦争は,それを経験しない人たちにとっては時には美しくみえるものである」 うーーーん困った2016/03/15
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