内容説明
不登校、引きこもり、摂食障害、家庭内暴力、非行……高校や中学で問題行動を起こす子どもは、ほとんどがそれまでは「いい子」。では、なぜ彼らはそのような行動に走るのか。実は、それらは子どもが発しているSOSである場合が多い。著者は言う。「問題行動の原因は3歳までの子育てにある。だが、今からでも遅くない!」「生徒の悩みを聴き、親の悩みを聴き、親子関係修復の糸口を探り、『必ず良くなるから』と親と子をそれぞれ抱きしめて、雪解けを見守ること。それが私の仕事だと心に決めて、学芸館の保護者教育相談員は二十年目を迎えました。何十組もの親子の修復に立ち会ってきて、はっきりと自信を持って言えること。それは『親が気づいて変われば、子どもは必ず変わる』ということです」岡山学芸館高校の名物先生が語る「抱きしめる子育て」のすすめ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まゆっち
14
子どもが2人とも高校生になった今、彼女たちは自分のやりたいことを見つけました。母にとっては嬉しいことだし、羨ましくも思います。私もそんな子どもたちから刺激を受けながら、日々がんばっています^ ^2017/04/25
むむむ
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母親の愛情の重要さがひしひしと感じられた。自立をするために愛をいかに注げるか。そして、母性だけでなく父性として厳しさも求められる子育ての難しさを改めて感じさせられた。2020/03/10
松本タカユキ
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三つ子の魂百まで。子供の思い「さみしいむなしい」「大人が信頼できない」「私の話を聴いて」「愛されたい ほめられたい 認められたい 抱きしめられたい」「叱ってほしい」「無視しないでほしい」2018/06/01