内容説明
昭和39(1964)年。奥茨城村の農家の娘・谷田部みね子は、父が東京へ出稼ぎに行ったまま姿を消したことをきっかけに、高校卒業後、集団就職で上京を決意する。初めての都会、初めての仕事。みね子の奮闘が始まる──。“金の卵”のヒロインが殻を破って成長していく、波乱万丈青春記!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こーた
22
原作ではなくて、小説版といった感じです。テレビの内容が丁寧に書かれていますので、懐かしく思いながら読めました。2017/08/15
ひろさん
11
図書館の新刊棚で発見。今ハマって見ている朝ドラなので、少し内容を先取りするつもりで借りたら、今週末の土曜日までの内容でした。きょう金曜日。1日分の先取りでした。内容はわかっているのだけれど、テレビが先で後から本を読む、わたしにとっては珍しい体験でした。東京オリンピック前後の集団就職した乙女の成長が丁寧に描かれるので、すごく感動します。朝から嫌な人やイジワルな人がほとんど出てこない、ある意味ファンタジードラマです。2017/06/17
yu yu
8
先が読みたいーーー2017/05/11
290(『ニクマル』と読みます)
3
「ひよっこ」は途中から見たので、上巻の話しは見てないのですよ。 映像で見るのと活字で読むのは別なんだろうな… みね子の周囲は良い人ばかり。というか嫌な人が一人も出てこない。読んでいて気持ちが良いです。2018/07/22
トモタン
2
「人生はね、みね子さん、お別れと出会いの繰り返しなのよ。・・・・そこに何かが生まれることはすてきなことだよ。新しい場所で、また誰かと出会ったり暮らしたり、働いたりするんだから。」という愛子の言葉が好き。