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内容説明
誰が招いた？ なぜ招かれた？ 何も分からないまま謎の館（やかた）に閉じ込められ、脱出するために奇妙なパズルに挑むうち、男女７人それぞれの思惑や秘密があぶり出されていく。やがて一人、また一人と「人間ではないモノ」になっていく脱落者が…。そして怪しい女・興子は、魔少女と一対一で闘うハメに！ 「次のステージ」に、果たして何人たどり着けるのか？ 先読み不能の状況限定サバイバルホラー！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
56
摩訶不思議なパズルである。ただし雰囲気重視でパズルの質にはあまりこだわってはおられないようだ。作者のこれは小説の方での思わせぶりな主人公キョウコさんは傍観者の立場から参加者にランクアップ？されたようだが、脇役であることに変わりはない。三者三様の女性？を引き連れて果たして本作の主人公は無事脱出が叶うのか？それ以上にこの物語の本来の目的は納得のいく形で読者の目の前に露わにされるのだろうか？興味津々であります。2017/04/23
keroppi
39
どんどん崩れる箱の迷宮。崩れても崩れても、迷路は続く。次のステージは何が待っているの？！2017/04/24
ichi-papa
37
魔少女もかなりのヒールですが、この巻ではなんといっても甲田さん。えげつない姿になって申し分ないヒールぶり。物語に「華」を添えております（笑）。でもまじめな話、お話はどこへ行くのでしょう。どこに決着するのか、いろんな意味で心配でなりません。2018/07/20
こら
37
前巻で古文書、魔少女、くにゃくにゃモンスターとモロ☆の基本を抑えて、今巻はアクションもてんこ盛り！もちろんファンお馴染みの「ドドドドドーッ」の擬音に乗って、あの美事な崩落シーンも拝めます。謎解きや谷さん(ハリ・ハラ笑！)の最期も見せ所。伏線が全て収斂するだろう怒濤の完結編、早く見たい！感じたい！！ 2017/06/30
眠る山猫屋
36
迷宮感が凄い。いったい何が起きてるんだか。大切なものを失ってしまうという設定は、今回はやや薄れたが、先に進めさせられて行く感覚(しかもグイグイ煽られながら)は、想像してみるだに恐ろしい。そんな中でも三人の関係が微笑ましくて好き。キョウコさんに引っ掻き回されてるけれど(笑)2017/05/11
