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内容説明
社員食堂とは、その会社の社員以外にとっては、基本的には開かずの扉である。――が、人気スタイリスト・高橋みどりの手によって、その扉は開かれた。「いまでも忘れない、初めて感じたあの感動は、この食堂の空気、光、そしてその存在にありました。そのおいしさと献立に、ベジタリアンメニューだったことに、そして確かな素材を使うことは大前提としていることへの感心は次の時点での感動でした」と著者は言う。デザイナー・ヨーガン レール自身が、「誰のためでもない、まず自分のために」と選んだのは、社内でも光にあふれる一番いい場所。料理人が腕によりをかけて作るのは、有機野菜を中心に肉・魚・さとうは使わない、こだわりの日替わりメニュー。たんたんと日々繰り返される社員食堂に、家庭料理のような楽しさ、おいしさを表現して。ある1年、216日間の献立とレシピを一挙に紹介します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がいむ
19
購入して正解!自分のツボなのか見ていると幸せな気持ちになる^^ 野菜をたっぷり使ったメニュー、シンプルだけど彩りのある盛りつけ、数行レシピが食べることのイメージを広げてくれます。押し付けがましくなくてとってもいい。3年前の刊行だけど、今年の日付け曜日とおなじなのもなんだかうれしい^^ 「まずいよりはおいしいものを、体に悪いよりはよいものを。あたりまえのことをちゃんと日々くりかえしていく・・・」というあとがきもいいです。時間をかけてつくられた本。2011/02/09
メイ&まー
10
お料理本では私のベストワン!本屋さんで見て速攻買いましたね(笑)。こんな社員食堂だったらほんとうに素敵。野菜料理中心でちょっとかわった献立に興味津々です。眺める料理本ていいなーって思った最初の本ですね。ああ美味しそう。2010/06/21
都
9
ヨーガンレールの社長がベジタリアンなので、野菜のみの献立の社員食堂を作ってしまったという、なんとも素敵な話です。1年間の献立が写真入りで詳しく掲載されているのですが、毎日旬の野菜をふんだんに使用していてバラエティーも豊か。とても健康に良さそうで、わたしも行ってみたくなりました。2011/10/14
fonfon
8
とても素敵な本です。ベジタリアンになるのも悪くない!と強く誘われてしまいます。毎日毎日6種類以上の野菜料理の簡潔なレシピが素敵な彩りの写真とともに掲載されていて、眺めているだけで血液浄化作用が♪ この会社のスタッフの方々が心底うらやましく、ヨーガンレールのブティックも近々のぞいてみたくなりました。2011/10/31
きりぱい
5
社員食堂のメニューを、簡潔すぎるレシピと小さな写真で淡々と追った内容ではあるけれど、そのすべてがベジタリアンメニューというところがすごい!毎日素材を選んだ、ちょこちょこと盛り合わせる多彩なメニューは飽きることがない。どこから見ても楽しめて参考になる1冊。2008/05/20