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内容説明
京セラ・KDDIを創業し、JALを再建した名経営者、稲盛和夫氏とノーベル賞受賞者、山中伸弥京大教授の異色対談集。理系出身、挫折を繰り返した半生、愛妻家など、意外な共通点を持つ二人の成功の原点は、すべて「失敗」からだった──。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
69
不運な時代があった稀代の2人は、運不運を忘れる程仕事をする。そんな京都賞から端を発した付き合いの2人の会談録は面白く示唆に富む。仕事とは、考え方・熱意・能力である。慇懃無礼で嫌いなJALのため、煙草が復活してもコンビニおにぎりに噛り付いても進める等。さあ、家に積んである稲盛さんのベストセラー 生き方を読む足がかりにしょう。2017/05/21
佐島楓
55
人生という長丁場をいかに息切れせずに歩き続けるか。私欲ではなく社会に還元するため働けるか。自分を顧みて恥じることばかりだった。2017/03/29
トムトム
33
山中先生、格闘技経験があってマラソンやってるスポーツマンで、見た目もシュッとしてて礼儀正しくて、頭が良くて努力もできて、さらにノーベル賞もとっています。神さまって不公平😓 目先の利益は一瞬で終わるけれど、不変な事をやれば安定するのだなと思いました。2021/11/06
さっちも
11
面白いけど、企業の上澄みの純粋培養物についての話のような気がして少し実感が持てなかった。今いる自分の社会がゲスいからか、どうなのだろう。実は山中教授とは仕事の関係でお会いしたい事がある、真面目で細かい人やなぁと印象。1%の妥協もしない二人の人間性が垣間見えて、自分の仕事観への甘さが痛感させられた。2018/02/08
オザマチ
10
再読。技術者としてのキャリアのみならず、経営者や医師、教育者としてのキャリアがあるからこそ、一つの物事を複数の視点で観るバランス感覚があるのだろう。2024/08/13