内容説明
「大潮の日、川があふれて町は水に浮かび上がり…」「家の菜園で繰り広げられたヒツジたちの戦いとは…」「巡礼祭でヘーゼルナッツをこっそり食べた聖人は…」―― “おてんば少女が語る北スペイン、アストゥリアスの田舎町の暮らし”15編を収載。3段階にレベル分けされ、やさしいスペイン語と豊富な語注で辞書なしでも読めるエッセイ集。北スペインの風土と文化にも触れることができる一冊。
本書は、NHKラジオ「まいにちスペイン語」2013年43月号-2015年3月号のテキストに連載したエッセイより抜粋し加筆訂正したものです。
*スペイン語が記載されています。語注・対訳付き
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふうふう
6
★★★★☆辞書をひかずに一冊読み終えてしまった(わからない単語だらけでしたが、翻訳もあるし、面倒くさくて、、)。主人公のピリちゃんが、かわいい。北スペインの雰囲気が素敵。そして、久々にスペイン語に触れた喜び。薄い本でも、外国語だと読み終えた達成感がひしひし。2020/03/02
りらっくま大好き
0
多読にいいかと思って読み進めていたけれど、このシリーズ3冊すべて読了して今更ながら自分にはこの学習スタイルは合わないかもと思い始めた。 対訳があるとラクだし自分でも読めた!と思ってしまうが、私の場合は、隣の日本語に助けられて分かったつもりになっているだけで、すべて読み切った今もあまり力になっていない気がする。 2017/11/20
henokappa
0
優しいお話ばかり。ただ、死者の行進の挿絵は、怖い。2018/04/06