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内容説明
「ある朝目覚めると、自分の息子が「虫」になっていたら…!? しかも気持ち悪いヤツ(化け物)に…」緊迫感とおぞましさが溢れるストーリーが次々炸裂!原作は不条理文学として知られたカフカの代表作。しかし主人公は虫になった息子のパパです!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぴよ(toyoneko)
1
わりと原作に忠実なのだけど,桜壱バーゲンの絵のインパクトがありすぎて,テイストが違ってしまっている。あと親父のキャラがブレ気味・・・というか,中盤までは桜壱バーゲンらしいダメ中年なのだけど,最後だけ普通の親父というか何というか。作品としては,こういうことが「普通の家庭」に起こる,という点にキモがあるのだから,敢えてダメ中年にしなくても・・・とは思った。虫は気持ち悪くて良デザイン2017/06/13
dododod
1
[借]原作にだいぶ沿りすぎてるの面白すぎでしょ、復習編として2014/12/02
ykoji
1
超有名なカフカの変身を原作には沿っているけど、ここまで面白くしたのは凄いとしか。桜壱バーゲンさんのオリジナルともいえるザムザの父親の愛せる(残念な)感じが大変良い。圧倒的な虫の気持ち悪さといったらもう大変です。2014/07/29
かやま
1
オリジナリティ溢れるバーゲン版『変身』。虫の造詣がかなり気持ち悪くて良い。ダメな親父だけどなんとなく応援したくなるから不思議。どうでもいいけどグレーゴルよりグレゴールのほうがしっくりくる。岩波版の。2013/06/10
AKa
1
主人公はグレゴールの父。(急に復活した下以外は)悠々自適な生活だったのだが……。下衆な人物ではあるものの、息子の稼ぎがなくなったせいで、再び働かなくてはならなくなってしまうが、世の中に翻弄されて気の毒と言えば気の毒。高齢社会に就職難、引きこもり、精神不調の蔓延などで、今の日本にもこう言う悩みを抱えている家族って、実は結構多いのではないかと。この人がこの作品を……と言う驚きと言うか、おかしみを感じる人は押さえて置こう。ただ、罪と罰の画太郎先生と違って、裏街道な人なのがね。2012/07/30