内容説明
慰安婦の真実、歴史認識、靖国参拝、告げ口外交、反日教育、竹島の不法占拠、対馬の領土主張……
問題だらけの日韓にとって理想的な関係とは?
自らの足で世界各国を取材、さらには『チャンネル桜』で女性キャスターを務め、『夕刊フジ』など各媒体で執筆活動を続ける女性ジャーナリスト・大高未貴が提案する円満解決方法とは?
「さらば韓国。千年後に逢いましょう!」。
第一章 慰安婦問題の不都合な真実
第二章 慰安婦と売春婦の共通点
第三章 韓国の美と北朝鮮への歪んだ思い
第四章 竹島、対馬を侵食する韓国の魔の手
第五章 障害児に光をあてた方子妃殿下と金さんの奇跡の物語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mami
7
驚きました。この本を読むまで全く知らなかったことが沢山。特に対馬。天皇皇后両陛下が立ち寄られた時の行幸啓記念碑があるそうです。しかし韓国資本に買収された韓国人専用リゾートホテルの敷地内ということで、日本人の立ち入りは原則禁止。唖然としました。とにかくこの本を読んで欲しい。この国に起きている現状をまず知るところから始めなくてはいけないのではないでしょうか。2014/05/27
スウィーニー校長
6
★★★★☆ 大高さんの書籍はいつも、自らの取材の様子が書かれており、取材現場の空気感が味わえて面白い。 慰安婦問題に限定せず、売春街の取材、取材助手の政治への無関心(精神的武装解除)、職業差別、障害者差別、対馬の現状など話題は盛りだくさん。 一番の読み所は、韓国で福祉事業に取り組んだ梨本宮方子妃殿下の5章です。2018/03/31
もくもく
5
本書の内容(慰安婦問題)とはちょっと離れてしまいますが…。 日本人としては「日韓」の問題ばかりに目が行きがちですが、現在の韓国は中国やロシアともだいぶギクシャクしているようで、それらの国でも「韓国との円満断交」なんて気分が拡がっているんじゃないかなあ…。 韓国は東アジアでの孤立化が進み、加えて国内では政治的空白が長期化し、その上に北朝鮮はますます理解不能な体制になりつつあるようで…。 なんだか朝鮮半島が、今後の世界動乱の発火点にもなりそうな、ボンヤリとした不安を感じざるを得ません。2017/02/09
オーダー66
4
論説文ではなく、どちらかといえば取材の日記という感じ。平易な文章で書かれている。内容は慰安婦問題にとどまらない。「慰安婦問題は捏造」という立場だが、この本では論拠が強固に示されているとはあまり感じなかった。もうちょっと書いてほしい。 最終章は、方子妃殿下と障がい児を持つ母の奇跡的な話で感動的だった。障がい者差別の激しい韓国社会で方子妃が障がい者の地位向上につとめたことは全く知らなかった。日本人も韓国人も方子妃のことは知っているのだろうか。2015/05/20
NORI
2
なんとなく、タイトルは逆説的なもので、強硬でも妥協でもない関係改善の方向性が示されていることを期待しましたが、全くのハズレでした。"円満"な要素など出てこない上に、断交についての具体的な言及も一切ありません。また、慰安婦問題を体系的に理解するのにもお奨めし難い、韓国と対馬での単なる取材日記といったところです。その意味では一部読み応えのある部分もあるのですが、自分の印象や想像など余計な修飾が多く、ルポルタージュとしてもイマイチです。本から受ける筆者の印象はジャーナリストというよりトラベルライターでした。2014/12/17
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