内容説明
風竜ヴィートとの別れを乗り越え、白竜としても成長したシェイラ。いよいよ幼い頃からの憧れの地・水竜の里へ、ココとスピカと共に訪れることに。里にはシェイラ達より先に、冒険者の一行も滞在していた。そんな中、火竜の恋人ソウマと水竜クリスティーネも合流。大好きな竜に囲まれシェイラが浮かれていた矢先、赤ちゃん竜達に嫉妬したココとスピカが家出!? 動揺するシェイラとは別に、里では精霊達の動きに不穏な変化も現れており――。竜を愛する少女と少女を愛する竜達の物語。ママとしても成長どころの第4巻、風竜カザトの恋話番外編も加えてお待ちかねの登場です♪
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
火狐@二児の子育て奮闘中
3
水竜の里での出来事です。水竜の里で嬉しすぎて自分優先、他の子竜可愛がる→我が子に嫌われた(笑)なんともいえない2022/05/23
Ency [L-N]
3
ついに水竜の里に辿り着いたシェイラ達、4巻でした。良い事も悪い事も、悲しい事も楽しい事もある旅だけども、それらを通して成長していくシェイラさんと仔竜ズの様が見て取れる本作。今回、仔竜ズが感じた気持ちは、大なり小なり、そして遅かれ早かれ、いつかは折り合いを着ける事になるモノだからねぇ。竜大好きシェイラさんのはしゃぎっぷりのせいばかりではなかろう、と。そして仔竜ズが悪かったわけでもなし。そういう意味で今回の騒動は、彼らがまだ幼いこの時期この場所(水竜の里)で起きて良かったんじゃなかろうかってカンジだよね、と。2016/11/09
kinta
2
水竜の里へ。飛ぶことを覚えたばかりで海を飛ぶのは無謀だねえ。それにしてもお子チャマSの独占欲はここで発動。大変だねえ。2018/08/21
ゆう
2
完全に子育て日記ですねぇ。 シェイラの成長物語でもありますが、今回は水竜の子供たちも出てきて、おチビちゃんたちの感性がまんま人間のお子ちゃま化してます。竜の本能と、シェイラに育てられることによる気質と、どちらに寄るのでしょう?2016/09/02
ハナ
1
水竜の里を訪れたシェイラ達。冒険者たちとの遭遇や、水竜との交流、面白くないわけじゃないけど、何だか単調で飽きてきたかな。せっかくのソウマとの再会もパッとしなかったし。主人公か慎重で考え込むタイプなのと何より子守りを優先させるので、なかなか話が進まない。今度は、風竜だけど同じような感じになるのかな。カザトの短編が入ってたけど、恋愛成分が足りなかったので、ここにソウマとの甘い話をのせてほしかったな。2016/09/21