内容説明
警視庁捜査一課の刑事として優秀で、繊細な美貌の持ち主の藤堂隆伸。だが、藤堂は過去のトラウマから他人と打ち解けることができず、周囲からも敬遠されがちだった。刑事はふたり一組で捜査にあたるが、そんな藤堂の相棒となったのは明朗快活な好青年、新米刑事の須田輝明だった。殺人事件の犯人を懸命に追ううちに、優しく頼りがいのある須田に藤堂は次第に惹かれていくが……。 ※本文にイラストは含まれていません
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
13
読了2017/10/03
スピカ
3
『ロマンスの予感』のスピン、別カプによる続編…みたいな感じでしょうか。刑事の上司受け×部下攻めカプでした。受け隆伸は虐待によって受けた傷が体にも心にも刻まれていて、誰にも心を開かない…といった庇護欲そそる美人受け。その心の傷がどう癒されていくのかが楽しみだったんだけど…全体的にこれといった盛り上がりがないまま、2人がくっついちゃった印象でしたww事件解決など、いろいろあったけどさ、読みたかったのはもっと心理的な部分なのよ〜!2回関係したという、助教授のが気になるわ〜。表紙の意味は読後に気付くね◎2010/10/12
tanya
1
読んでて古いものかなと思ったら、やっぱりノベルズ版があったのねと言う感じ。事件メインで恋愛に関する心情があまり無く、何時受を好きになったのか分からずじまいでした。ちょっと物足りない読後感でした。2012/08/26
yamaha
1
リーフ版の表紙のが好きだけど文庫化&書き下ろしアリで嬉しい♪優しく頼もしい新米刑事×優秀な警部補。とても良い年下攻め♪穏やかで優しく気配りも出来る攻めはとてもイイ男!ひとつの事件を追う過程で、幼少期のトラウマを抱え臆病で冷淡に振る舞ってしまう受けが、徐々に攻めに対して気持ちを解いていく心の変化にほっこりしました。このカプすごい好きだなぁ…。そして先生捜しの旅に出なくては。2009/09/15
yumi-asg
1
【藤堂隆伸(27)須田輝明(25)/高久尚子】幼少期のトラウマが、ノンキャリアながら警部補の隆伸を自ら孤立させる。ペアとなった新米須田の素直な明るさと寛容さが、隆伸の心を溶かしていく。華ある話ではないが、頑なな隆伸が須田に戸惑いながらも手を伸ばし、最後は自分から望んでいくのが男らしいw須田も良い年下w2003年リーフ初出と書き下ろし。前作「ロマンスの予感」CPもお目見えしますが、刑事物がこの上なく大好きな私は今作の方が好きです。書き下ろしは隆伸がより前向きで本当によいカプだなぁと♪脇キャラ紘一郎気になる!2009/09/14