内容説明
新任の外科医として高原記念病院に赴任した瀬川の前に突然現れたのは、目の覚めるような美貌を持つ内科医・多岐だった。それ以来おっとりした物腰と敏腕な仕事ぶりとは裏腹の、キチクで容赦のない言動に、瀬川は散々振り回されるハメに。そんな時、友人の弁護士・高梨から、多岐が医療過誤裁判に関わっていると知らされ……。 ※本文にイラストは含まれていません
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご☆
10
読了2015/09/09
ちびのすけ＠灯れ松明の火
7
新装版。3ヶ月連続刊行って書いてあったので全部出てから読もうと思ったらなかなか出ないので読みました。美貌ゆえに歪んだ性格になってしまったのか、多岐先生強烈です（＾∇＾）気に入ったら襲う受けは新鮮でした。餌食になった瀬川先生も昔はやんちゃしていたらしいのに、今は結構熱血外科医。多岐を拒みつつも、技量は認めちゃうところがいい。変わっていく二人を早く読みたいです。2011/08/14
ふみ
5
【フェア本】瀬川諒一（新しく赴任した若手外科医）×多岐一哉（美貌で腕も良いがエキセントリックな内科医）のお話♪面白かった～お医者様モノ！ここまで詳しく書かれているって凄い！作家様が医療の事に詳しいのかな？（作品に多いですしね）多岐センセーが最高です♪ここまでぶっ飛び、最強だと素晴らしい～振り回されている瀬川センセ－が、お気の毒だと思ったけど、今は好青年な瀬川センセーも、かなりイケない過去と、バックボーンの持ち主みたい…今後の展開に二人の関係がどう変わっていくのかが、凄く楽しみ♪2012/05/07
たろさ
4
お話的には好きな医療もの。実は地方の病院御曹司で、大学では悪名轟かしていた外科医×美人魔性受け内科医。魔性と言うより、多岐は最早悪魔。二度目はないという生活をしていた多岐が瀬川を振り回しているのようで、実は瀬川にも影響されている。しかし、ストーカーだらけで、こんな刃傷沙汰ばかり起こしている医師が、病院ではそんなそぶりも見せないなんて、そんなことがあるのだろうか。現に一度会っただけの弁護士にヤラれているのだから。多岐の語尾を伸ばす話し方だけは最後まで好きになれなかったな。この二人がどうなっていくのか、次巻へ2019/04/29
なみキミ
3
ご本人が医療関係者とあって医療用語が飛び交う。正直理解できない部分もあるけど。二人とも性に関してはとても奔放のようで^^ まだ恋愛というカテゴリーに入らない二人だけど、新装版らしいので続編がいつか出るのを待ちます。書き下ろしのＳＳは本編の補完かな。多岐視点のはおもしろかった。瀬川の空白の時間が書かれてたので。なるほどねぇ。ペーパーは恋人の雰囲気だったかな。しかもペーパーなのに続く。初めてだ。2011/07/02
