岩波新書<br> キャスターという仕事

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紙書籍版価格 ¥907
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岩波新書
キャスターという仕事

  • 著者名:国谷裕子
  • 価格 ¥907(本体¥840)
  • 岩波書店(2017/04発売)
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内容説明

今という時代を映す鏡でありたい──.従来のニュース番組とは一線を画し,日本のジャーナリズムに新しい風を吹き込んだ〈クローズアップ現代〉.番組スタッフたちの熱き思いとともに,真摯に,そして果敢に,自分の言葉で世に問いかけ続けてきたキャスターが,23年にわたる挑戦の日々を語る.

目次

目  次

 第1章 ハルバースタムの警告
   スクープ930/ニュースとnhkスペシャルとの間で/ハルバースタムの警告/言葉の持つ力/テレビ報道、三つの危うさ/風向きの原則
 第2章 自分へのリベンジ
   英語放送からのスタート/駆け出し時代/ 「伝えること」の出発点/ジャーナリズムへの入り口/誰も観ていないテレビ/大学か、それとも仕事か/挫折/なりたい自分が見えた/時代の現場に立つ/歴史が私を押し出した/試練のインタビュー/リベンジの時
 第3章 クローズアップ現代
   この人、大丈夫なの?/私の役割は何?/初めての政治家インタビュー/時代の変化に背中を押されて/初めての震災報道
 第4章 キャスターの役割
   キャスターとは何者か/クローズアップ現代の構成/キャスターの役割=視聴者と取材者の橋渡し役/キャスターの役割=自分の言葉で語る/キャスターの役割=言葉探し/細分化する言葉
 第5章 試写という戦場
   クローズアップ現代が放送されるまで/二回の全体試写/真剣勝負/キャスターとして発言する/それは本当に必要ですか?/一番伝えたいことは何ですか?/ 「時間軸」からの視点/最後のバトンを受けて走り切る
 第6章 前説とゲストトーク
    「熱」を伝える/言葉の力と怖さ/フェアであること/キャスターとしての視点/生放送へのこだわり/ 「俺は帰る」/対話の空気をそのままに/見えないことを語る/あともう一問
 第7章 インタビューの仕事
   インタビューへの興味/ 「聞く」と「聴く」/失敗するインタビューとは/一七秒の沈黙/準備した資料を捨てるとき/聞くべきことを聞く/しつこく聞く/それでも聞くべきことは聞く/額に浮かんだ汗
 第8章 問い続けること
   アメリカのジャーナリズムとテッド・コペル/ 「言葉の力」を学ぶ/ 「同調圧力」のなかで/インタビューに対する「風圧」/失礼な質問/フェアなインタビュー/残り三〇秒での「しかし」/言葉によって問い続けていくこと
 第9章 失った信頼
    「出家詐欺」報道をめぐって/問われるべきこと/ 「編集」の持つ怖さ/もう一つの指摘/壊れやすい放送の自律
 第10章 変わりゆく時代のなかで
   海外からの視点/進まない中東和平/逆戻りする世界/二人のゲスト/派遣村の衝撃/しっぽが頭を振りまわしている/ 「暗いつぶやき」を求めて/東日本大震災/原発事故報道/ある医師の声/伝え続けること
 終 章 クローズアップ現代の23年を終えて
   新しいテーマとの出会い/誰一人取り残さない/年末の降板言い渡し/最後の挨拶/危機的な日本の中で生きる若者たちに八か条/再びハルバースタムの警告を
   あとがき