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内容説明
投資判断や事業評価の手法として、DCF(割引キャッシュフロー)法は、いまや投資銀行のみならず、一般の金融機関や事業会社でも必須となったが、その有効性は認められながら、実際の使い方の難しさが導入の壁となっていた。本書はDCF法の実践的な使い方を実際の日本企業3社の事例をつかって、徹底的にわかりやすく紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nekozuki
10
エンタープライズDCFの実践方法を実例を用いて解説する本。日本の企業を題材として実際に評価をする解説書が少ないため非常に参考になる。 特に、複数事業を有する企業の評価の仕方は勉強になった。 一方でモデルの作り方(ex.BS科目を全て売上から予測)や継続価値の求め方等は、実務とはやや乖離があるように思う。2021/11/23
超運河 良
7
企業の価値は将来、生み出すキャッシュフローで決まる。継続価値を見抜くことで実際の企業の価値や買収価格が適正なのかがわかる。過去の決算書で一番大事なのは屋台骨のビジネスが他業種の影響を全く受けずこの先も同じ屋台骨で永続的に継続できるかが容易に理解出来る事が大事。生産性の量的成長、資源配分による再投資、資産効率、非戦略部門の計画的な売却によりキャッシュフローを次の成長分野に入れて実際に成長してるかを見るとキャッシュの面でのメネジメント評価も容易に出来る。ビジネスは継続していくことでキャッシュを生み価値を上げる2015/09/02
baboocon
1
☆☆☆2009/03/15
Shiro
0
DCFに特化した企業価値評価解説書です。1章でキャッシュフロー計算、WACC計算方法について丁寧に解説した後は、実際の企業用いたケーススタディという構成になっています。ケーススタディでは、財務諸表の項目レベルでどのように将来値を予測すべきかが詳細に語られており、非常に実践的な内容となっています。
mobiile
0
WBS鈴木さん2020/11/02