内容説明
幼い頃の学校生活から30歳での韓国留学まで、気鋭の書き手による初のエッセイ集。
目次
1 学校で(九九が言えない;本当にいい子 ほか)
2 教室の外から(鰻;習字のこと ほか)
3 もっと遠くへ(喪服;服がうまれる ほか)
4 韓国へ(テスト勉強;皆勤賞 ほか)
5 言葉の向こう側(わからないままで;高校受験 ほか)
著者等紹介
前田エマ[マエダエマ]
1992年神奈川県生まれ。東京造形大学在学中にオーストリア・ウィーン芸術アカデミーへ留学。モデル、ラジオパーソナリティなど、活動は多岐にわたる。2023年、韓国・延世大学韓国語学堂に留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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のん
2
スナフキンのような著者。年齢が同じなので気になり購入。主に学生時代、こども時代、留学している現在。フラットに、こういう同い年もいるんだなあと読んだ。フットワークが軽く、あまり何かに縛られない著者が羨ましかったり。 いい作文にしようとして、どこかで聞き齧った言葉を並べて言葉の向こう側にいこうとすることには思い当たる節が多い。正しさを選ぶのは一瞬で、そのあとの時間は永遠に続く。わからないことはわからないままで、そのままを書く。ダモンテの人々も印象的。暮らしについてちゃんと向き合えてないままだなと思ったり。2025/07/12
ほやほーや
1
苦手なところが自分とあまりにも似ていてびっくりした。ぐるぐる考えているけど、真っ直ぐに生きている感じが素敵だった。2025/06/25
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