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内容説明
検索すればいつでも答えが手に入る時代、気づけば考えることが減っていませんか。「考える」きっかけになってくれるのが一冊の本。雑誌「考える人」編集長として、本と向き合い続けてきた著者による極上の読書案内。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
69
選書が渋いところをついていて。この中から何冊か読んでみようと思う。2017/07/03
藤森かつき(Katsuki Fujimori)
34
力入れて書いてる『〆切本』の紹介はなかなか読み応えがあった。確かに、〆切は大事だよね、〆切が無いと、書けないものって多いと思う。『ボン書店の幻--モダニズム出版社の光と影』も面白そう。端から読みたい本になっていってしまうが、特に「Ⅰ 読書を考える」で紹介されている本はどれも気になった。「Ⅲ 仕事を考える」と「Ⅳ 家族を考える」の書籍紹介は心揺さぶられる内容が続いた。元本を読むには覚悟が必要そうだ。全体に、受けた感動を伝える本の紹介は、衝撃的ですらあった。メルマガで週1で連載、〆切という区切りは矢張り貴重。2020/01/30
阿部義彦
25
春で休刊した新潮社の季刊誌「考える人」の二代目編集長、河野通和さんのメルマガより、一冊に寄り添う読書論を纏めたものです。一月にミシマ社からでた「言葉はこうして生き残った」も同じメルマガからの文章でしたが割と硬派な出版編集よりのを集めたのでそれとは対になる、誰にでも共感できる読書案内を目指してつくったそうです。電子書籍と比較した際の「紙の本」の利点として「何もしない」点が挙げられる、即ちリンクを飛んだりせずに「読書以外にすべきことは何も提供せず目の前で頁を開いて横たわり私が目を落とすのを静かに待っている」2017/04/16
カッパ
23
【△】△をつけたのですが、これは私が頭が悪くて読み進めるのが辛かったからです。言い訳すると疲れていたからもあります。人気のメールマガジンで連載していたものを本にしており、書評として素晴らしいと思います。引用だけにとどまらず、他の本の内容も使用し論理的に論じているのです。本を読み考えら人の見本を見た気がします。2018/02/08
ルル
20
本読みさんが選び抜いた本、文章のため、人によっては拾いものが多くできるかと思います(*^^*)2018/02/16