集英社コバルト文庫 猫伯爵の憂鬱～紅茶係はもふもふがお好き～

著者名：かたやま和華【著】/深山キリ【イラストレーター】

集英社（2017/04発売）

• ISBN：9784086080286

内容説明

「人の姿をした猫、なのか。猫の姿をした人、なのか。それって、そんなに大事なことかしら？」“猫の町”と異名を持つ港町ミストルで毎日、猫達と戯れて幸せな日々を過ごす猫大好き娘のパティ。しかし、父の死をきっかけに、猫人間と噂され、町の人々から恐れられる猫伯爵の許で紅茶係をすることに!!　伯爵が住む猫の目城に出仕したパティの前に現れたのは、やはり、もふもふの黒猫人間で…!?

目次

I　猫伯爵と猫の目城
II　プディングみたいな肉球をさがして
III　紅茶係は見た！
IV　むかし、鼠大王ありけり
V　むかし、猫騎士あらわる
VI　幸せの魔法
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[mocha]

ラノベ臭が全開で、おとなにはちょっとキツイ。けど、あふれる猫愛に免じて最後まで読む…とか言いつつ時々吹き出した。伯爵よりも「猫侍」の方が断然好きだな。

2021/02/19

[ぽろん]

少女漫画のようだった。息抜きには、良いかも⁈

2017/04/19

[ぐっち]

かたやま和華さんの洋猫モノ！と、表紙に惹かれて読んだのですが、あれ、早い段階で中の人が・・・？「とらじ」を連想させる不思議なノリと、イケメンたち。期待したのと違ったけど楽しかったです。

2017/03/25

[瀧ながれ]

人間大で直立して、人間並の頭脳で流暢な会話もできる猫、…（考えている）…、なんでかいまいち萌えないのは、早いうちから正体が垣間見えていたからでしょうか。四つ足でにゃーとなくねこのほうがうつくしいのは言うまでもないとはいえ、こういうタイプも嫌いではないはずなんですが、う～む。やっぱり性格かなあ。猫伯爵さまより、城で働く鼠捕獲長のビスコさま（本物のねこ）のほうが、優秀でかっこいいです。あくまでも個人の感想です。鼠もおもしろい設定で、楽しい作品でした

2017/03/08

[ダージリン]

猫伯爵と猫が好き過ぎるヒロインのパティそして毒舌執事アーロンと、とにかくキャラクターが楽しい！

2017/03/27