バーズコミックス かげふみさん (3)

著者名：小路啓之【著】

幻冬舎コミックス（2017/04発売）

• ISBN：9784344815599

内容説明

「見られるって恥ずかしい　まるで裸で街を歩いているみたいだ」 誰にも見えない“かげふみ体質”を活かして殺し屋の手伝いをしてきたメグ。だが、次のターゲットはなんと連れ合いの“がじゅ丸”だった…！ その上「人から見える」ようになってしまったメグは大混乱と葛藤の末、何を選ぶのか――!? 奇妙奇天烈小路ワールド、待望の完結巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コリエル]

完結。人の眼をおそれる自意識。それが高じて自分を消し去ってしまおうとしたのがかげふみさん。でも、誰かに見つけてもらうってことは幸せなことでもあるんだよってことで、キレイに〆。でもこのラストの台詞は額面通りに受け取っていいのかなって毎回思う…死ぬじゃん。

2016/10/23

[つかさちゃん]

短編でみせる瞬発力があるからこその長編。ひとつとして凡庸な言葉が無様に置かれることはなく、これならば雪白姫さまも大満足じゃろうて。

2010/01/13

[たくや]

しぶといセゾさんは生き残ったのだろうか。。。

2009/12/20

[漫画屋]

やっと108円で見つけました。1巻から読み直しました。

2017/05/01

[めがけん。]

後半からどんどん駆け足で、複雑に絡み合う人間関係も併せて追いついていくのに精一杯。がじゅ丸モテるなあ。登場人物がどいつもこいつも自分のことしか考えてないように見えて、がじゅ丸とめぐみのの間にだけは根底に流れる信頼のようなものがあったのだろうか。「ごましお」の話とか、キリコの心の動きの見せ方が素敵です。

2012/06/25