内容説明
「習い事」は何のためにするのか、どうやって選べばいいのか――。 「学力観」が変わってきている。 知識量や処理能力だけでなく、発想力、思考力、表現力など、幅広い能力が求められるようになった。 もはや学校や塾だけでは足りない。 習い事にかける期待が膨らむ。 親世代にはなかった習い事の最新情報や、さまざまな体験談から、習い事をとりまく光と闇を描き、心身ともに子供が成長するために必要なことは何かを問う。 第1章 東大生がやっていた習い事 第2章 親のころとは違う! 習い事の最新事情 第3章 習い事の選び方、教室の探し方、やめどきQ&A 第4章 「受験」エリートより過酷な「習い事」エリート 第5章 習い事で、得るもの、失うもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
48
息子はもう12歳なので、今さら「何の習い事をさせたらいいかな」というのはなく、今まで習い事をさせてきたことが果たして正しかったかの確認と、やめどきを知りたくて。これを幼稚園のとき、せめて小学校低学年のときに読みたかったなぁとは思ったが、幼稚園から続けたスイミングのおかげで基礎体力がつき、公文のおかげで算数が得意になったとは思っているので、無駄ではなかったとは思う。しかし、結局は親の所得が関係してくるんだよねー。エリートの子はエリート。2017/04/29
みっこ
38
学歴だけの時代は終わり『学歴だけじゃダメ』な時代に。子どもに幅広く経験を積ませたい希望と、共働きが多く手をかけてあげられない負い目もあり、今親たちの習い事熱がかなり上がっているとのこと。前半はそんな習い事の選び方や向き合い方のアドバイス。うちの娘は自分からあれこれやりたいと言ってくるタイプなので、『中途半端癖』への警鐘が一番参考になりました。習い事ってスタートに注目しがちだけど、ゴールを考えておくのは大事かも。後半は習い事エリートたちの体験談。厳しい道を勝ち上がってきたプロたちが、 →コメントへ2022/05/25
おかむら
31
いまどきの子どもの習い事事情。水泳、ピアノ、サッカー、習字、そろばんとなんか20年前とあまり変わってないような。新しいとこでプログラミング教室とかストリートダンス教室とか。子どもの貧困が増えてる一方で親が子の習い事にのめり込む家庭もまだまだ多いのな。二極化。2017/04/14
ふろんた2.0
23
うちもピアノ・英語・スイミングをやってるけど、周囲と比べても決して多くはないです。公文の利点は毎日机に向かう習慣がつくことか。大事なのはやめ時の見極め。ちなみにたしなむ程度の習い事からアスリートの育成のための習い事に移行するととにかく親も大変で、授業料遠征費も含め年間100万以上、時にはより良いコーチの指導を受けるために転職、引越しをするという話も聞いたことがあります。あと、本書では触れてなかったですけど、習い事を入れておいたほうが共働き家庭にとっては、学童の代わりになって安心という場合もあります。2017/11/25
りょうみや
19
幅広い習い事を網羅しており、週1の趣味程度からプロを目指す本格的なレベルのものまで様々な事例を扱っている。プロを目指す子の練習の厳しさや週に9つも習い事をかけもちしている例に驚く。習い事は「生きるためのスキル」を身につけるためではなく、「生きる力」「やり抜く力」を引き出すためのものと捉えるべきで、「なにをやるか」よりも「どのようにやるか」が大事という結論。また、学歴の価値から低下したというより、学歴だけでなく+αが求められる時代だと言う。子どもは大変である。2017/03/15
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