内容説明
ヘンリー・ミラーとランボー、セリーヌ、ディラン・トーマス、ジョルジュ・バタイユ、ドストエフスキーなど、自身の好きな作家について綴ったエッセイ集。すべての不良少年に捧げる文学の世界の地図。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
azimuth
1
小説家が書いた文学評論、というかエッセイ。評論にしてはちょっと根拠が足りない。自分の雑感をつらつら書き並べてるって感じだった。読み物としては良いと思う。しかしちょっと手を広げすぎかな、と感じた。H.ミラー、A.ランボー、セリーヌ、バタイユだけでよかったんじゃないか。不良少年という、国や時代の垣根を越えたくくりはなかなか面白い(タイトルはなんだか恥ずかしいけどね)文学者じゃないからこそ書けた本だと思う。日本だと、たとえば誰かな。大江健三郎とかあのあたりが不良少年かなあ。2011/04/15
ゆき
0
著者が何らかの形での感銘を受けたであろう作家たちに関するエッセイ。まず本人。そしてそれに影響を受けた人々へと枝葉が伸びていく。普段あまり自分のテリトリーには現れない人が多かったので、かなり中弛みしてしまった。こういうのは、私的に、勉強の一冊。2016/03/24
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