内容説明
異色魔王の魔族統一ファンタジー、ついに完結！命の神の謀略で「勇者に滅ぼされる」という運命を回避すべく、人類との和平を進めていた魔王ヴェルムドール。これまで魔王と命の神との争いや、地上世界の出来事に不干渉だった他の神々が動き出し、勇者の正体と世界の現状が明かされた。勇者と、そして命の神と対峙したヴェルムドールは自身の運命にどう決着をつけるのか――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ご主人様見習い
2
急に神様、各国首脳大集合。真の敵が存在した。 魔神の正体は？ 各キャラクターの恋愛事情。 慌ただしくまとめられた。2018/07/03
fap
1
はい、巻きが入りましたー。 文字通りのデウス・エクス・マキナ降臨。 まぁ国内が落ち着いたら外交が始まって、道筋をつけたらこうするしかないか。 光は話が通じて生命は独りよがりで闇は八つ当たり気味。 なんだかとっても人間臭い。 という事は魔神とはさらにその上の、おっと誰か来たようだ。 これは上を目指して歩みを止めない魔王の途中の物語。2017/06/16
ゆう
1
魔王とは、ではなく国家元首とはに立ち位置をスライドしておきながら、義務を怠れば勇者に滅ぼされる｢魔王｣になる。 魔王の定義をひっくり返すために、魔王を魔国の王という立場に確立して、でもってしっかりとタイトル回収。魔王が職であるから、自身が生き残るには世界平和しかないという、なかなか大変なスタートから、よくあそこまでもっていけたなぁ。2017/05/03
