内容説明
「もってない人」は、どう生きればよいの?なんで嫌いなヤツのツイッターってこんなに頻繁にチェックしてしまうのだろうか…そして、なぜ…期待どおりこんなにムカつくのか!SNS時代(とくにフェイスブックとか)に適応できない主人公「とあるアラ子」(定職なし・未婚・アラサー)が、本当の幸せを求めて、もがきながらも前に進むコミックエッセイ。後藤まりこさん(ミュージシャン・俳優)絶賛!「これ、めっちゃおもろい。迷いのある感じが、人間らしい。作者さんは性格悪くてまっすぐで可愛い女子なんやろうなあ。バカしょうじき・バカたろう(全力で褒めている)」
ブログ『うんいち~運命の一枚をさがせ~』 nmeinoidhimai.bangalog.com
ツイッター @unmeichimai
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しのぶ
24
気になって手に取ったコミックエッセイ。何て言うか読んでいてイタくて主人公は大丈夫なのかとハラハラする。話を聞いてくれたりアドバイスができる彼氏がいて良かった。実話に基づいたフィクションと言う事なので、少しがっかりである反面、今はこの本が描けるだけ著者は自分を理解出来ている事にホッとしました。2020/03/24
こばまゆ
9
自分をもってない人の苦しさを描いた漫画。こういう人いるよな・・と思った。なぜ、自分を持てなかったのだろうか?2018/02/04
ガーベラ
9
身につまされすぎて痛かった。あの尊敬してるイケてる人が「いい音楽」って言うんならそれは素晴らしいものなんだって思ってしまうんだよね。知らないことが死ぬほど恥ずかしくて、「知ってるよー」ってその場は誤魔化して後でネットで調べたりするんだよね。そんなふうに色々なカルチャーを片っ端から纏っていくと、自分はそれらを本当に素晴らしいと思ってるのか、それを理解できたほうがカッコいいから自分を騙してるのではないか、という疑念が湧き、自分は何が本当に好きだったのかわからなくなってくる。もう、無理するのやめよーと思った。2016/02/16
タマキマタ
8
共感とイライラが混ざり合って変な気持ちになりました(笑)。2016/01/27
bookbookgirl
7
無趣味で自分に自信がなかったアラサー女子が、サブカル男と付き合ったことがきっかけで、自身もその世界(音楽、映画、漫画、中央線、ゴールデン街、ロフトプラスワンetc)に染まってゆく話。最初はサブカル界隈の人たちを冷めた目で見ていたのが、徐々にどっぷりはまっていく姿がリアルだった。相手に抱く劣等感や優越感、ネットストーカーしてしまう心境など、著者の内面があけすけに語られていて面白かった。私もサブカル好きだから身につまされる部分もたくさんあった。渋谷直角の『カフェでよく〜』とはまた違った面白さがあった。2016/02/14