内容説明
人工知能は、失業者を増やしたり、人類を滅ぼしたりするのか?
2045年に「シンギュラリティ」が訪れ、突如、コンピュータが人間の知能を超えるのか?
いや、そんなことはあり得ない――。
人工知能を日常的に使用しているデータサイエンティストが、情報学の歴史的経緯をふまえて、 人工知能と人間社会の過去・現在・未来を解説。この上なく腑に落ちる、人工知能論。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
16
著者の意見に<のる/のらない>に関わらず、人工知能入門として易しく優れた本だと思う。『人工知能に人間が支配されちゃうみたいなSF的な未来を想像するんじゃなくて、まぁ、落ちついて考えてみましょうよ。歴史的に見て、そもそも不良品だったり、暴走するような工業用機械だったりを、人間側がかつて採用してきたかっていうと、採用してないっすよね?扱い方のマニュアルとか、安全管理あるいは法整備…いわば「人間との付き合い方のルール設定」がされて初めて、世の中に導入されますよね。』という話がまとめられています。2019/07/16
izw
11
シンギュラリティや人工知能に仕事を奪われるという脅威論に惑わされることなく、人工知能の現状を冷静に捉え、今後の方向を考察している。強大な人工知能が一つあるのではなく、多様な人工知能が多数存在し合議するというイメージは正しい姿だと思う。読みやすくわかり易いが、他の文献を参照している内容なのか著者の考えなのか分かりにくいのが難点。最後に参考文献は掲載されているが、本文中で参照した個所は注として示すべきだろう。2017/03/30
ニョンブーチョッパー
7
★★★★☆ シンギュラリティは起きるとしても徐々に起きる(すでに起き始めている)、自律的に人工知能が暴走して人間に害を及ぼすことはありえないという立場。2つの飛行機事故の事例によって示される、自動操縦分野で最終的に判断するのは誰か(機械、人間、どちらが判断するほうが正しい判断になるか?)という問題はとても考えさせられるし、重要な問題をはらんでいる。↓2018/09/13
ゆき
2
このタイトルにある通り。AIという言葉があちこちでとびかっているが、文脈でどう捉えられているのかを考えないとあおられるだけだと思う。2017/06/19
zikisuzuki
2
AIが生み出す未来は巨大なマザーが支配するもので無く、多様化したAIがネットを通じ協議を重ねビッグデータを活用し、人間と信頼関係を結んだ上に発展を遂げると述べている。 私は人間の知性が優しさと結びつきにくいものであるなら、優しい未来をAIに託したいと思いかけている。 2017/03/21
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