内容説明
アメリカ禁酒法時代を思い出させる、火星マルスシティ。金髪美人の便利屋鈴木さやかは、人探しの依頼を受ける。尋ね人の名はチュチェ・フェレイラ。いつもスーツできめた小粋な悪党だった。さっそくチュチェを探し出したさやか。チュチェはなぜか、街いちばんの富豪カンディンスキー家の屋敷へ向かう。そこでふたりは罠にはめられ、警察に追われるはめに!! ロマンあり笑いありの大逃走活劇!
目次
予告編コミック
INTERVIEW
1 腕っこきの荒事専門の美人の仕事屋
2 パティ・フェルファーロさんの話と、彼女の昔の恋人
3 ハメられた!
4 マルスシティの上と下(主に下)
5 マルスシティの上と下(主に上)
6 水遊びはいかが?
7 賑やかな場所が吉(?)
8 逃げちまうことについてのキャンティの教え
9 アネモネのルイ、叫ぶ
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽぽろん
9
25年ぶりのコバルト文庫。とってもおもしろかったです。ロードワーナー夫人(笑)2016/06/15
ゆぽんぬ
4
センスと勢いのある本。キャラが生きてる。新米刑事マクロードの情熱のない仕事ぶりが面白くて好きだった。でも視点はコロコロ変わるし、文章は読みづらい〜ってのが難点だった。逃げちまえ!2020/09/27
小高まあな
2
一年に一回ぐらい読みたくなるシリーズ。マクロードが最高。あとロードワーナ夫人が好き。というか、基本的に皆好き。二人が手を繋いでいるところとか、終わり辺りの空気感が好き。2010/11/03
読生
1
https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/40861468942022/09/24
めぐみこ
1
【再々読】久々に読んだけど、やっぱり大好き。スピード感とコメディとシリアスのバランスが最高。いい意味でB級映画ぽくてたまらない。2020/05/05