内容説明
調査会社ブランド総合研究所が実施している「都道府県魅力度ランキング」で、壮絶な最下位争いを繰りひろげている群馬県と茨城県。群馬県民が「そっちには温泉がない」と言えば、茨城県民は「そっちこそ海がない」とやり返す。はたして、この両県民が近親憎悪にも似た対立を超えて手を組むことは不可能なのか。タレントの鈴木奈々(茨城)、JOY(群馬)、磯山さやか(茨城)などのガチンコ対談も収録。
目次
はじめに
第1章 激論その1 磯山さやかvs.ガッテン森枝
第2章 風土、名産、企業──ペヤングか、うまい棒か
第3章 激論その2 JOYvs.鈴木奈々
第4章 県民性比較──両県に残るナゾの風習
第5章 激論その3 岩崎夏海vs.見城美枝子
第6章 偉人自慢──総理がいっぱいいたら偉いのか
おわりに──東京よ、俺たちをなめるな!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
27
栃木も入れて、北関東オールスターにして欲しかった。2019/09/07
ふぇるけん
16
都道府県魅力度ランキングで最下位争いを演じている茨城県と群馬県。その魅力度の評価とは裏腹に、県民自身の満足度は高いことが伺われた。両県の間には栃木県があるためか、お互いにライバル意識というものはなさそう。群馬県の「新生活」の風習は初めて知った。個人的には茨城に出かけることが多いので、もっと茨城にがんばって欲しい。2017/04/24
shikada
14
タイトルを見て「五十歩百歩」「目くそ鼻くそ」という言葉が浮かんでしまったけれど、きちんと読んだら面白かった。同じ北関東で、都道府県魅力度ランキング最下位の常連という共通点がある茨城と群馬を比較する一冊。各県出身のタレントが互いの県の欠点を上品に煽り合う対談がほんとしょうもなくて、でも笑えた。車社会と住宅事情についての記述は納得。あと群馬県の県庁所在地は激しい奪い合いの歴史があって、県庁所在地が前橋になったり高崎になったり、県名が熊谷県になったりした、という話も興味深く読んだ。2019/08/09
ふろんた2.0
7
タイトルではvs.とあるが、お互いをあまり意識していない。間に栃木あるしね。どちらも魅力のある都道府県で下位につけている。確かに名産や観光地のブランディングが不得手だなとは思う。とはいえ、住んでる人の満足度は高いようで、ずっと地元にいたいらしい。だからヤンキーのイメージが醸成されるのだが。2019/08/22
らむし
3
魅力ランキングは低いが、住むのには良い所だと思う。群馬、茨城ともに家が広いのはかなり良い。両県ともに観光スポットに魅力がない風に書かれているが、カオスっぷりは群馬の圧勝だと思う。珍宝館のちん子さんがいるだけで、どの県もかなわないだろう。恐怖の洞窟、ジャパンスネークセンター、etc。カオスな場所がありすぎる。もちろん茨城もカオスな世界はある、この前、土浦駅前に行ったら、この時代!コロナ化!なのに真っ昼間から普通に風俗営業していて、普通に客引きしていてたまげた!恐ろしい県民性である。2022/06/08
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