内容説明
東京の小学5年生の智也は、札付きの3人組のいじめに耐えかねて、1人で家を出た。たどり着いたのは愛知県の幡豆町。海と山に囲まれたこの静かな土地で智也は死のうと決意する。木の枝にロープをかけて首を吊ろうとした智也は、オリビアという女性に助けられる。彼女は1人で石を切り出して劇場を作るという途方もない作業を行っていた。そしてオリビアの肩には、人間と会話ができるねずみの次郎吉が……。過疎に悩みながら地域の力を取り戻そうとがんばる人々との出会いを経て、再生していく子供の姿を描いたファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
バジルの葉っぱ
1
携帯でメールをうって意志疎通するねずみ、スーパーマウスJって、面白そう…と思い読み始めました。でも読み進むにつれ、いじめのことなのか、地域活性化の話なのか、冒険譚なのか…色々盛り込み過ぎてしまって、まとまりがないなぁというのが率直な感想でした。もっと次郎吉(J)に、スーパーマウスでなければできないような活躍をしてほしかったなぁ…。2010/06/29
さき
0
そうだ村はないと思うけど、あったらいいなと思いました。2015/01/12
はなっち
0
全体的に浅い感じ。児童書のような感じかな。年々低年齢向けに書いているのか、私が大人になったのか。たぶん両方。 なんだか心が消化不良…。 宗田理さんの新刊が待ちきれず、ワクワクしながら読んでいた頃がなつかしい。2013/02/20
kanon
0
なんだかとても可愛らしい表紙と紹介文に惹かれて。2012/08/27