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内容説明
【通常版の内容+絵本2冊のセット】大天使ミカエルの槍の直撃を受けて大けがを負ったマリア。そのうえ戦場の兵士からも暴行を加えられそうになったところへ、イングランドの魔女・ビブが駆けつける。戦争に介入し続けてきた最強にして処女の魔女・マリア、彼女が今必要としているものは何なのか。戦争と大天使にケンカを売り続けた魔女マリアの伝説、ここに堂々完結! マリアのその後が語られた英仏両国の絵本つき。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kyawo
7
限定版にしてよかった。付属の二冊の絵本は マリアを読み終わってから読むべきだ。色々言いたい人もいるだろうけれど、僕はこの話をハッピーエンドとして非常にいい終わり方をしたと記憶しておこうと思う。登場人物全員がそれぞれできる限りのことをして話を進めることができたというのも素晴らしい…2013/10/12
よしだ
7
とりあえずの最終巻という解釈で良いのかな。さておき、読み終わって頭に浮かんだ言葉は「愛こそすべて」。ビブがミカエルと対峙した際のセリフが印象的。そういう解釈か!と目から鱗な感じ。その後のミカエルとの会話のマリアのセリフを余計に際立たせているように感じる。神にまで慈愛の精神を向けるのだからそりゃ痛快で笑いもするかも。とても面白かった。付属の絵本もイギリス・フランスの2冊を読み比べると内容が真逆と言って良い程異なっているし、(漫画の)事実と多少異なる表現部分も伝承らしくてその描写も興味深い。2013/10/11
あずま
7
作者石川さんの戦争に対するスタンスは「人斬り龍馬」を読んだときと根本的に変わらない印象です。そこが好きで読んでます。もっと長編になるかと思いましたが、3巻完結(続きはあるようですが)。マリアが笑ってくれて嬉しかった。2013/10/10
瀧ながれ
7
一触即発の戦場の次のシーンがコレですか。死にかけたり焼かれかけたり、緊迫が続いただけに、…いいですねえ、お花(笑)。世の中こうありたいですねえ。エゼキエルの結末には泣きました。ええ、なるべく急いで、ぜひ♪と、なると、続編のタイトルは『ひっ純潔のマリア』ですか?絵本も、心にしみました。2013/10/08
こげつ
6
いやぁー……ピブに惚れつつ、マジ泣きしました。ハトちゃん堕天のところとか、もう!彼氏が出来ました!のマリア、めっちゃ可愛い。大団円だね……!この神様観はあたたかくていいなぁ。戦うのではなく、見捨てるのでもなく、服するわけでもなく、「いいよ、大丈夫だよ」っていうのは、傷つきまくってきたマリアだからたどり着いた境地なんでしょうね。絵本もかなり良かった。先生はホントに絵が上手いんだなぁ……!2013/10/08