世界が再び日本を見倣う日 - 「トランプ砲」は恐れる必要なし

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世界が再び日本を見倣う日 - 「トランプ砲」は恐れる必要なし

  • 著者名:長谷川慶太郎
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2017/03発売)
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  • ISBN:9784569832999

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内容説明

次々と発射される「トランプ砲」に、世界中が戦々恐々としている。トランプ大統領は選挙戦で掲げた公約どおり、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)からの離脱の大統領令に署名し、保護主義的な姿勢を鮮明にした。だが著者は、日本は「トランプ砲」を恐れる必要なし、と断言する。著者が80年代半ばより予見してきたように、デフレが世界全体に拡大しているが、多くの日本企業はデフレの荒波にもまれながらも日本にしかつくれない製品を開発し、技術を磨いてきた。アメリカが保護主義を掲げても必要なものを自国でつくれなければ、外国から買うしかない。またトランプ大統領は、アメリカ国内のインフラ整備を進めようとしているが、ここでも日本の技術が必要不可欠だ。さらには、トランプ大統領が主張する「防衛力強化」を日本製のキーデバイスが支えていることも著者は指摘する。世界が激動するなか、それでも日本が安泰な理由を多角的に分析した一冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lila Eule

8
日本のみがデフレの勝者との主張の意味がよくわかった。事実と事象から未来を見きわめてしまう眼力にはいつも舌を巻く。報道では全く知ることのできない事実とその意味が明かされ、世界が動いている理屈に驚く。メディアからは、真実や本質は何も知らされず、何も解説されていないことがつくづくわかる。鳩山由紀夫の不勉強は繕い難いものであったこと、世界の新聞・テレビは、建前リベラルの権益偏向商売で特権階級守旧派であること、トランプ、ブレグジットの本質は「買い手」の本音である事がよくわかった。2017/04/09

ヴァン

4
デフレの時代には当たり前の商品は見向きもされない。選ぶのは一般の庶民、『買い手』である。だからヒラリー・クリントンは当たり前の今までどおりの支配階級に位置していたから『買い手』である庶民にそっぽを向かれた。庶民は本音で話すトランプに票を投じた。著者はいつもの明晰な分析でトランプ就任を解説する。デフレの時代の世界と日本の動向を展望する。2018/06/17

shun

2
考察が面白かった。今年は欧州の動向から目を離せない。2017/04/01

モビエイト

1
シリア、朝鮮有事、EU危機、ロシア、中国の難題が迫る中、長谷川さんの指摘は明確であると思います。トランプ大統領は中国を締め付けた後にロシアを叩くといった事も言われており納得できます。2017/04/08

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