内容説明
ぽちゃん。こころの中に、さかながいる。でもそれは友達から恋人へ、たった30センチの距離すら泳いでゆけない哀しい魚だ……。大学卒業を控え、学生から社会人への交差点に佇む、ヤマトと桜子。往く夏のかわりに、ふたりがはじめた物語は、せつない22歳の匂いがした――。恋愛小説に優しい風をはこぶ、新鋭作家の誕生。神戸文学賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
shikix
1
玉岡かおるさん、初めて読んだ。これを学生時代に読んでいたら、違う人生を歩んでいたかもしれないな、そう思った。前を向いている、それが心地よかったな。2009/03/07
kyon
0
男と女の社会的位置に時代を感じた。2人が出した答えは1番正しいものだと思う。2012/02/23
happa456
0
桜子とヤマト。幼馴染みの二人だが、ヤマトは夢を追いつづける。釣ったブラックバスを飼う桜子。4年生として就職が迫る。1993/11/13読了。うーむ。最後の別れはジーンと来る。愛していても食い違う二人。そういうのもあるだろう。男が好きになれない。この人の書く男はどうしてこんなのばかりなのだろう。物足りない。完読1993/11/13
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