内容説明
PICは,高性能にもかかわらず,命令の数が35と少なく,とても扱いやすい制御用マイコンです.本書は,PICの基礎的な内容から説明してあり,LEDやモータの制御を通して実習形式で電子制御を学べるので,はじめてでも楽しく学べます.第2版では,定番である16F84Aに加えて,16F84Aに多彩な機能が追加された16F648Aも扱うようになりました.また,統合開発ソフトウェアMPLAB Xに対応しました.
目次
第1章 マイコン制御の基礎
第2章 PICマイコンの基礎
第3章 マイコンでのデータ表現
第4章 アセンブラ言語
第5章 プログラミング実習
第6章 MPLAB Xの使い方
第7章 Cによるプログラム実習
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノリスケ
2
第二版になりMPLABX、PICkit3に対応。MPLAB X とCコンパイラの環境構築手順書として購入。マイコンの内部構造を丁寧に説明しており、マイコンをはじめる人が最初に手にとる本としてオススメできる内容です。2章のまえがき→マイコンの構造を理解しておくことは、上手に使いこなすために必要不可欠です。2015/04/11
まんちかん
1
PICマイコンの本は本屋でなかなか売ってないんで、売ってたやつを買いました。 もとからPCのメモリの構造とかプログラムの流れを多少なり理解している事は前提になる気はします。 私は独学ではなく、授業を受けながら参考にする程度ですが、PICマイコンのメモリの構造やアセンブラ言語など、基本的な事から書いてあるので、わからない事があった時に重宝してます(^^)2019/07/03
Q
0
8ビットマイコンの1つであるPIC16シリーズに入門する本。32ビットマイコンであるPIC32の最小回路構成を見て「はて、こんなにPICでもコンデンサが必要だったのだろうか」と思って手に取った。本書の多くの頁はソフト面についてさかれていたように思う。それでも46頁にはPICkit3を経由したファームウェアダウンロードの回路があり、それはたった1つしか抵抗を必要としていなかった。何時からこんなに最小回路構成が複雑になってしまったのだろうか?2021/12/15