そこに、遊びがある授業

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そこに、遊びがある授業

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784491050935
  • NDC分類 375.1
  • Cコード C3037

出版社内容情報

遊びながら学ぶ、遊ぶように学ぶ「Play型授業」
本書の概要
「遊び」を中心に据え、「遊び」で授業を創る。古代ギリシャ時代から現代まで続く「遊び」研究を鳥瞰し、子どもたちが熱中し、没頭し、夢中になる「Play型授業」、そこで湧きおこる「Play型学習」の秘訣を実践とともに解説。

本書からわかること
偉人の共通点
プラトン、ピアジェ、ヴィゴツキー、ブルーナー、デューイ……。
名前は聞いたことがあるけれど、では、どんなことをした人かと問われると、すぐには答えが出てこないという先生方も多いのではないでしょうか。
実は、これらの人物の研究には、いずれも「遊び」が重要なキーワードになっているという共通点があります。

「遊び」研究をひもとく
紀元前の昔から、幼児期においては「遊び」が重要であり、遊戯をさせながら養成すべきであると言われてきました。
実際、古代ギリシャの哲学者プラトンも、「子どもたちを学習させながら育てるにあたって、自由に遊ばせるかたちをとらなければならない」とその著書『国家』の中で遊びの重要性を論じています。
後世においても、生物学や社会学、心理学や教育学と、さまざまな学問で「遊び」と「学び」の関係について研究が進められてきました。

「Play型授業」「Play型学習」とは?
こうした先人たちの研究をふまえ、本書の著者は「遊び」の教育的価値について考え続けてきました。
そして、遊びながら学び、遊ぶように学ぶ授業や学習の在り方を提案しています。
すなわち、「Play型授業」「Play型学習」です。
本書では、「Play型授業」「Play型学習」の具体も、子どもの姿と共に紹介しています。

遊びながら学び、遊ぶように学ぶ
「Play型授業」には、
・快楽性(楽しくなる)
・非強制性(強制感を感じにくくなる)
・属文脈性(文脈になる)
という三つの条件があります。
子どもたちが遊びながら学び、遊ぶように学ぶ「Play型授業」に取り組んでみてはいかがでしょうか。

こんな先生におすすめ
子どもたちは「遊び」に熱中します。
子どもたちは「遊び」に楽しさを感じ、主体的に取り組みます。
上の二つの文の「遊び」を「学び」に置き換えてみてください。
授業中、子どもたちのそんな姿を見たい、そして、そんな授業をしたいと思う先生方にはぜひおすすめです。

内容説明

「遊びと学び」は渾然一体。小学校に入った途端、「お口チャック、手はお膝」ではもったいない。子どもたちの活動を遊び化するのがうまい先生は授業がうまい!古代ギリシャ時代から現代まで続く遊び研究の理論を鳥瞰し、子どもたちが熱中し、没頭し、夢中になる授業の秘訣を実践とともに記しました。スタート・カリキュラムや幼保小の架け橋プログラムについても解説。

目次

序章 「遊び」こそが低学年授業を創る理由(遊びを紐解く「個性的発達」と「社会的側面」)
第1章 遊び研究を教育実践に生かす(尽きない遊びへの関心;遊びの教育的価値 ほか)
第2章 小学校に「遊び(Play)を持ち込む」(授業にPlayを持ち込む―授業が遊びに「なる」を考える;「遊ぶ」を生む1―楽しく「なる」 ほか)
第3章 Play型授業、そしてPlay型学習(生活科「栽培単元:朝顔さんばっちり育てる大作戦」;生活科「季節遊び単元:冬遊びのマスター大大作戦」 ほか)
第4章 Play型授業の「これまで」と「これから」(Play型授業の「これまで」;スタートカリキュラムで「つなぐ」 ほか)

著者等紹介

安藤浩太[アンドウコウタ]
東京都昭島市立光華小学校主任教諭。1989年8月、鹿児島県生まれ。東京都公立小学校に勤務。東京学芸大学教育学部卒業後、現職。日本国語教育学会会員。全国大学国語教育学会会員。日本生活科・総合的学習教育学会会員。国際教育研究会「創造国語」所属。教育サークル「KYOSO’s」所属。生活・総合学習教育サークル「ふりこの会」主宰。国語科教育と生活科教育を中心とした低学年教育を研究や実践の主なフィールドとしている。2018年「第67回読売教育賞生活科・総合学習部門優秀賞」受賞。2020年「第22回がんばれ先生!東京新聞教育賞」受賞。生活科や総合学習の実践が各新聞で掲載される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かるー

5
完全にタイトルに惹かれて購入しました。著者はおそらく低学年、生活科を自身の中心に置いて実践されているのだろうと感じた。私自身、低学年とか生活科とかには無縁な教員生活を送ってきたけど、それでも応用が効くように思えた。「遊び」についての学術的な知見が述べられており、次章以降に実践との組み合わせが書いてある。遊びの3つの条件、6つの分類は応用効かせれば中高学年にも全然生かせるし、読んでいてICTとの親和性に可能性を感じた。2023/06/18

あべし

4
 再読。様々な観点から子どもたちの行動を見取り、価値づけているところが見事な内容だった。「遊び」を生み出していくために、教師がどのようなかさ声掛けをしていくか。どのような課題を設けていくか。どういう仕掛けを仕組んでいくか。今後の授業がダイナミックになっていくだろうとワクワクした。  この方も「自由進度学習」的な内容の「play型授業」について述べている。しかし、この方の、圧倒的な子どもの見取りと支援には驚く。まるで築地久子氏の座席カルテだ。ここまで見とれば、個別最適な自由進度学習の可能性は広がる気がする。2024/08/17

あべし

4
 自分の授業を見直すきっかけを与えてくれる本だった。  自分の授業に「遊び」はあるか。ここで述べている「遊び」とは余白のことではない。子どもたち自身が感じる「遊び」のことだ。しかし、その「遊び」もただの遊びにしては子どもたちに力はつかない。それぞれ授業に取り入れた「遊び」にはどのような要素があるのかを、教師なりに持っていることが、子どもにも力のつく「遊び」へと昇華していくのだと思った。  自分の授業にここで紹介されている6つの要素が含まれているかをいつも考えながら授業を作っていこう。おもしろくなりそうだ。2023/08/03

ジーフー

3
遊びは形態ではなく、遊び手による心的態度であり、いかに遊びにするかについての教師としての関わりがよく分かった。そしてここでもやはり「単元自由進度学習」が紹介されている。いやぁ低学年担任としてとても楽しく遊んでいるように読ませてもらった。2023/08/04

1
著者が学び続けているのがよくわかる本。 こんな人が職場にいると面白い 2024/07/12

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